映像や音楽が映画ばりに凝っているだけに、映画館の大きなスクリーンで見たくなる最終回でした。
てんとう虫4号に乗って、Lの一族が脱出するところなんて、映画館でワクワクしながら見たいシーンでしたよね。
このドラマに関しては、続編を見たいと言うより、スケールアップした映画版をぜひ見たいです。
フジテレビ 木曜22時
「ルパンの娘」最終回
主演…深田恭子
脚本…徳永友一
演出…武内英樹
最終回もてんこ盛りで楽しませてくれましたね。
どれから書いて良いやら…と迷うくらいに。
冒頭に書いた私めお気に入りのてんとう虫がカッコ良くバージョンアップしたのに、お約束で不具合が起きてしまうドタバタぶりも楽しめましたし…
和一役の藤岡弘、がバイクで仮面ライダーばりに登場した時は、ドンピシャ世代の私めは…「来た~!」と歓喜の雄叫びをあげたくなるほどでした。
そのあとのマツ(どんぐり)に和一が詫びるシーンはグッときちゃうし、感情の波が激しい、激しい…(笑)
整形したマツの不憫さが、回想の映像が出ることでグッと高まり、もらい泣きしそうになりました。
マツがこんなに良い役になるとは。
キワモノの見た目のユニークさキャスティングと当初は侮った不明を恥じました。
セリフが下手だから、機械を通した声だけでしゃべらないのかと思っていた渉役の栗原類。
最終回ではちゃんと、しかも凛凛しい良い声でしゃべって驚かされました。
こういう一人一人のキャラクターを丁寧に味付けしている職人芸的なスタッフの仕事ぶりが、
ガチャガチャしていながら絶妙に調和のとれた作品を作り上げたんですね。
お見事でした。
最終回の評価は…