役者が揃うとおのずと面白くなる…「凪のお暇」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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第2話は凪(黒木華)がハローワークで、龍子(市川実日子)という友人になれそうな女性と出会うという以外は、




これといって特別な出来事が起きるわけでなく、凪の新たな住みかのアパートの住人たちとの交流、復縁したいけど素直になれない元彼の慎二(高橋一生)とのギクシャクが、淡々と描かれました。




TBS  金曜22時
「凪のお暇」第2話

主演…黒木華
脚本…大島里美
演出…坪井敏雄




主人公はじめ、登場人物のキャラクターや、ものの考え方がしっかりと構築され、至って明確に描かれているし、





それを適役のキャストがきちんと演じているので、何げないシーンでも、そこに意味が含まれ見ごたえのあるものになっています。




今回、印象的だったのは、クラスメートに交わりたくないのに、空気を読んで話を合わせ、住んでる場所もウソをついてる隣人の娘、うららちゃん。




あの年でもう人付き合いに達観している感じが、今の子らしくて、この子と母親(吉田羊)の関係はどうなのか?とそちらにも興味がわきました。




吉田羊が演じているからには、母親にも何かあるんだろうな…と勝手に期待してしまっています。




凪と、うららと訪ねてきた慎二と、凪に優しく接してくれるゴン(中村倫也)と、映画好きなおばあさんの緑(三田佳子)、このメンバーでトランプのババ抜きをやるシーンは、見いってしまいました。




ババ抜きやってるだけなのに…。
これは「カルテット」の4人の食事シーンを思い出させましたね。
それぞれの人柄が活きる名シーンでした。





今回から登場したうららの母親や、何やらうさんくささ一杯の龍子、更に次回からは凪の母親役で片平なぎさも加わり、




なかなかカオスな顔ぶれで、見ごたえあるシーンが見られそうです。




しかし、慎二の号泣ってこの先もお約束になるんですかね?(笑)





今回の評価は…