マジメにおバカコメディを作る姿勢に拍手…「ルパンの娘」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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とかく映画でもドラマでもコメディというジャンルは低く見られ勝ちです。




私めは人を泣かせるより、人を笑わせる方が難しいと考えている方で、コメディの良作というのはなかなかあるものではありません。




フジテレビ  木曜22時
「ルパンの娘」第2話

主演…深田恭子
脚本…徳永友一
演出…武内英樹




ふざけて笑いを取ろうというのではなく、とことんマジメにバカバカしいことをやる…そんなコメディが私めは好きです。





自分の家が泥棒一家であることを、恋人の警察一家には知られなくない…





そのためにオロオロするヒロイン華(深田恭子)と、泥棒一家は泥棒らしく、警察一家は警察らしく、極端な態度を取る親たちがこのドラマでは笑えます。





初回の記事では渡部篤郎と小沢真珠のスタイリッシュ泥棒両親の振りきった演技を誉めましたが、




今回は、泥棒一家に警察犬まで連れて乗り込んできた和馬(瀬戸康史)の両親(信太昌之、マルシア)がナイスな演技でした。




やたらと探ったり、怪しんだり、深読みしたり…と、ハッチャけた泥棒一家とは対照的な辛気くささがハマってました。



いろんなドラマでチラチラ見る顔ですが、信太昌之という人を抜擢したのも、マルシアにこの役をやらせるのも、なかなか巧みなキャスティングです。





どこでどうバレるのか楽しみになりました。
最初はいがみあってた父親同士が、お互い高校球児で試合したことがあり意気投合、




泥棒の父親は盗塁を得意としてたらしく、塁を盗んでも警察には捕まらないですから…って発言にも笑えたし、





警察の父親の、野球をやってた人間に悪いヤツはいない…って発言にも笑いました。
母親はいたと思いますよと否定してましたけどね…。




極端なキャラの家族のやりとりの面白さは、「アダムスファミリー」を彷彿とさせますね。




私めのツボは、華の引きこもりの兄(栗原類)が作っているらしいテントウムシたち。
毎回、いろんな働きをしてくれるようで、こちらもちょっと楽しみ。




あまりハマってないのは円城寺(大貫勇輔)と華とのミュージカルシーン。
毎回無くてもいいです。





今回の評価は…