親たちの思いに打たれた最終回…「パーフェクトワールド」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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最終回は樹(松坂桃李)とつぐみ(山本美月)の結婚に反対するつぐみの父親の元久(松重豊)が、それを受けいれ、二人が結婚するまでをきちんと描いてくれました。




フジテレビ  火曜21時
「パーフェクトワールド」最終回

主演…松坂桃李
脚本…中谷まゆみ
演出…三宅喜重




元久は頭ごなしに結婚を反対しているわけではなく、樹が好青年でしっかりしているのは承知しているんです。




しかし、仕事がら障害を負った人とそのまわりの苦労を見聞きしている元久は、なぜ苦労すると分かっていて結婚しなきゃいけないのか?って樹に問うわけです。その親心は分からなくはないですね。





そんな元久が心臓発作を起こして倒れ、リハビリを必要とする療養生活に入り、つぐみに介助され、




そのつぐみにあれこれ樹がアドバイスをして支えみたいなことがあり、身をもって娘の成長と、樹がいかにつぐみを必要かを知り、元久は結婚を許します。





松重豊の自然体の好演で、父親の心境の変化に説得力があり、素直に二人の結婚を祝福したい気持ちになりました。




堀内敬子演じるつぐみの母親と、麻生祐未の樹の母親との二人のやりとりも良かったですね。
母親たちの思いにも打たれるものがありました。




親たちの思いに共感しながら見られた最終回でした。




晴人(松村北斗)としおり(岡崎紗絵)も良い方向に進みそうで何よりでした。




最終回の評価は…