勘九郎さん、もうちょっと肩の力を抜いて…「いだてん」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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父親の亡き勘三郎も、勘九郎時代に「元禄繚乱」で主演した大河ドラマだから、力が入るのは分からないじゃありませんが、




もうちょっとリラックスして演じても良くないですかね?真面目で一生懸命すぎて、見ていて疲れます。





NHK  日曜20時
「いだてん~東京オリムピック噺~」第3話

主演…中村勘九郎
脚本…宮藤官九郎
演出…西村武五郎




今回の大河は前半が中村勘九郎主演、後半が阿部サダヲ主演と分かれているので、




通常の大河ドラマよりも、グイグイと話が進んで、とにかくテンポは良いですね。




しばらく少年時代の話かと思うと、すぐ青年になるし、





育った故郷を舞台にしばらく話が進むのかと思っていたら、あっさり上京してきて、舞台は東京になるし、





いくら半年でもホントに回数が持つのかと心配になるほどです。




勘九郎が頑張ると、つられて兄役の中村獅童も熱演するので暑苦しく感じた熊本編と違い(獅童の鼻水垂らしには引きました)…





東京編は傍らに幼なじみの美川(勝地涼)が相棒的にいて、割とこちらは冷静で淡々としているので救われました。




ただ、熊本編では、いかにもマドンナ的な眩しさを放つ綾瀬はるかが出色でした。




明治と昭和が交錯する複雑な構成を、よりシンプルにし、ビートたけしの聞きとりづらいナレーションが減ったのは何よりです。





今回の評価は…