見捨てられれば恋しさは募るわけで、生みの母親の結衣(沢尻エリカ)へは、その逆で反発が強まります。
日本テレビ 水曜22時
「母になる」第4話
主演…沢尻エリカ
脚本…水橋文美江
演出…中島悟
広を演じる道枝駿佑の演技がたどたどしいために、逆に結衣につきつける言葉が、深く心をえぐりますね。
これが子役出身で演技に慣れて達者な子が演じていたら、もっと薄っぺらになってしまうかもしれません。
切れ味の悪い刀に斬られた方が痛い…みたいなもんです。
結衣に向かって、「全然覚えてないし、ホント悪いんだけど、あなたのことをお母さんだと思えません」
思い出すのは麻子とのことばかり。
思い出すと「つらい…」と。
施設に戻りたいという広の願いを結衣は受け入れます。
この溝をどう埋めていけるのか？今後が気になります。
広にとって父親や祖母は初めてだから、そちらはなついていて、母親だけは麻子の存在が大きいからダメなんですね。
罪深いな、麻子。
麻子は麻子で広を施設に預けたあと、服役していたらしく、
その時の仲間に仕事を貰えそうでしたがダメでした。
何の罪で入っていたんでしょう？
今回の評価は…
