2016春ドラマアカデミー賞…最優秀主演男優賞 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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続いて最優秀主演男優賞の発表です。





ノミネートは4人にしぼりました。






大野智
「世界一難しい恋」




大野智が恋愛ドラマの主人公をどう演じるのか?期待半分、心配半分でしたが、大野智らしいラブコメに最終的には持ち込みましたね。






特に今回感心したのは、身体の動きだけで笑いを取るコメディセンス。これができる人はなかなか居ないんです。





ユースケ・サンタマリア
「火の粉」



善人か悪人か、殺人鬼かそうではないのか、曖昧模糊とした不気味さを漂わせ、作品の世界を作りあげました。




この人の無表情はホント怖いです。
他の役者にはなかなか出せませんね。
リリー・フランキーやピエール瀧も怖いですけど…(みんな片仮名…笑)






松本潤
「99.9~刑事専門弁護士~」



大野智が恋愛ドラマをやること以上に、見る前は大丈夫なのか心配だったのが、松本潤が弁護士役をやるということでした。





ただしフタをあけてみたら、松本潤に寄せたあて書きが功を奏し、クセの強いマイペース弁護士のキャラクターがナチュラルにできあがっていました。松本潤はこの役で新境地を開いたと思います。







岡田将生
「ゆとりですがなにか」




クセの強い同年代の役者たちが脇をかためる中で、主役として魅力的なヘタレぶりを演じきりました。





ヘタレなだけでない芯の強さをうかがわせるあたりが、この人の非凡なところです。






以上、4名の中から最優秀主演男優賞に選ばれたのは…






松本潤
「99.9~刑事専門弁護士~」




他の3人はこの役で受賞しなくても良いのでは?と思えてしまい、消去法で松本潤になりました。





私めは決して視聴率至上主義ではありませんが、主演作品がファンのみならず幅広く支持され見てもらえたということは、松本潤にとって大きな収穫であったと思います。





「HERO」の木村拓哉のように、いいタイミングで出会えた当たり役だと思うので、続編があるでしょうが大切にしてもらいたいですね。