また脚本家が変わって…「無痛」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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私めは1話完結タイプのドラマでなければ、連ドラは1人の脚本家がすべて書くのが理想的だと思っています。






なので今クールでは「結婚式の前日に」が連続性を大切にすべき作品 なのに、3人の脚本家が1話ずつ交替で書いていることへの批判を度々してきました。






…で、この作品ですが第5話までは大久保ともみ(1話*3話)と香坂隆史(2話*4話*5話)が二人で書いていて、それでもちょっと不満だったのに、






第6話は丑尾健太郎という新たな脚本家が出てきて担当、更に今回は4人めの脚本家がまた出てきて…






このドラマ、どうなってんのか?と更に不満が募ってしまいました。





フジテレビ  水曜22時
「無痛~診える眼~」第7話

主演…西島秀俊
脚本…小川智子
演出…佐藤祐市





今回はストーリー的にはあまり進展はありませんでしたが、「無痛~診える眼~」というタイトルが持つテーマ性を考えさせる大事な回だったと思うんですが、





だからこそメイン(?)の大久保ともみが書くべき回だったのでは…と思いました。





恩師が亡くなる前に言った「痛みも私だ」とか、原作にある言葉なんでしょうが、






それが為頼(西島秀俊)にどう影響を与えたかが、ボヤけていたり…、






為頼が亡き妻のことを話すシーンも重要なはずなのに、妻の姉和枝(浅田美代子)のからみ方に違和感があり、どうも為頼の苦悩が伝わりきれなかったり…






何かモヤモヤしたものが残る回でした。
なかなか尻尾を出さない白神(伊藤英明)も薬の副作用を知っていながらイバラ(中村蒼)に飲ませていたようで…






ますます怪しさがプンプンしてきました。
キャストの演技も、演出も悪くないのに、もう少し脚本に深みが出ればいいのですが…。





残念な方向に進んでいます。






今回の評価は…3