パリでの日本人差別…「天皇の料理番」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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宇佐美からはなむけに貰った牛刀をまるで剣士が長太刀を背中に背負うようにして、パリへと勇んでシェフ修業にやってきた篤蔵(佐藤健)。




しかし、プライドの高いフランス人にとって日本人は黄色い猿扱い…そんな差別の中で…





TBS  日曜21時
「天皇の料理番」第7話

主演…佐藤健
脚本…森下佳子
演出…中前勇児




まるで華族会館の厨房のフランス版みたいな感じで、小僧として粟野大使(郷ひろみ)の口ききで入ったホテルの厨房は…





篤蔵に執拗に嫌がらせをするイヤ~なヤツがいて、それでも篤蔵の技量の高さを見抜き引き上げてくれる料理長がいて…という図式で、






差別や嫌がらせに耐えながら、歯をくいしばって日本人の真心を見せようとする篤蔵の奮闘ぶりが描かれました。





ついに篤蔵が怒りを爆発させるのは、嫌がらせする髭面野郎に、宇佐美から貰った牛刀を折られた時で…






前回のはなむけのシーンに感動した私めとしては、怒るのも無理はない!そんなヤツやっちまえ!ってなもんでした。






クビを覚悟した篤蔵でしたが、料理長は許してくれた上に、粟野の口添えをのんでユニオン入りも認めてくれたのです。






郷ひろみの大使役のキャスティングには不安もありましたが、ラストの流暢なフランス語での説得などは、あっぱれな外交官ぶりで結果的にはナイスなキャスティングとなっていました。




佐藤健の剛に対して、やはりパリへ来た新太郎役の桐谷健太の柔のコンビネーションもよく、見ごたえのあるバリ編でした。





今回の評価は…4