冬ドラマアカデミー賞、続いては最優秀主演男優賞です。
ノミネートしたのは以下の男優たちです。
草なぎ剛
「銭の戦争」
エリート証券マンからホームレスに転落し、そこからまた金貸しになり這い上がっていくタフな主人公をエッジのきいた演技で見せました。
渡部篤郎演じる赤松との頭脳戦はもっとたっぷりと見たい魅力的な名勝負でした。
沢村一樹
「DOCTORS 3~最強の名医~」
とかく高嶋政伸演じる卓ちゃんにばかり目が行ってしまいがちですが、
沢村一樹演じる相良が病院をよくするために裏で暗躍し、人々を操るさまは今シリーズでも鮮やかに描き出されました。
目が笑ってない笑顔がしたたかさをうかがわせ、本心むき出しの卓ちゃんと好一対です。
生田斗真
「ウロボロス~この愛こそ、正義。」
生田斗真自身がドラマ化を以前から願っていた念願の作品。
わざわざ海外でトレーニングしたアクションはもっと見せたらいいのに…と思えるキレのよい動きで、意気込みの高さをうかがわせました。
終盤は複雑な感情表現を熱演、尻上がりに凄みが増していきました。
西島秀俊
「流星ワゴン」
強烈なキャラの父親に反発し、平凡な家庭を目指すも失敗したダメな男が何とかやり直そうとする姿を真摯に演じました。
キャラが濃すぎる香川照之や吉岡秀隆に一歩も引かず、主役として踏ん張ったのは評価してしかるべきでしょう。
以上4人の中から最優秀主演男優賞に選んだのは…
生田斗真
「ウロボロス~この愛こそ、正義。」
草なぎ剛とどちらにするか悩みましたが、今回は草なぎ剛に後輩に席を譲ってもらうことにしました。
生田斗真の鬼気迫る演技は、手練れの役者
たちがゾロゾロ出ている中でも光っていました。
明日は私めの今クールの満足度ランキングと最優秀作品賞の発表です。
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