人物それぞれの役割ができている…「聖女」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回このドラマを見ていて思ったのは、

主要な人物がそれぞれストーリーの中で無駄なく機能しているドラマというのは

見やすいんだな…ということでした。




そういう意味で、適材適所のキャストでそれぞれがちゃんと役割を果たしていて、

今後が楽しみなドラマです。






NHK 火曜22時

「聖女」 第2話



主演…広末涼子

脚本…大森美香

演出…日比野朗





殺人や殺人未遂を重ね死刑は免れなさそうな肘井基子(広末涼子)。

当初ついた弁護士を解任し、新たに弁護を引き受けたのが前原(岸部一徳)の事務所。





女性同士の方がいいだろうと黒坂(田畑智子)が担当になりますが、

基子は中村(永山絢斗)を担当にして…と指名してきます。






実は、以前基子は名前や身分を偽って中村の家庭教師をし、

2人は恋仲になったことがあるのです。






差し入れを持って単身面会に行った中村に

私を信じてくれる?と涙目で迫る基子。





広末の涙目パワーはいまだ健在で、

悪女とわかっていながら、泉美(連佛美沙子)という婚約者もいるのに、

中村は惹きこまれてしまうんだろうな~と思わせるシーンでした。






広末の武器をこのドラマはいかんなく発揮させるところが優れていると

感心しました。





泉美が被害者の1人の入院している病院に勤める看護師だったり、

中村の引きこもりの兄・克樹(青柳翔)が不穏な動きをしていたり…

担当を取られた黒坂は面白くないだろうなと今後の動きが気になったり…






あれやこれやと楽しめそうな要素が散りばめられています。






今回の評価は…4