注目してほしい場面…「フリーター、家を買う」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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連続ドラマを見る楽しみの一つとして、毎回登場する同じシーンというのがあります。





よくできているドラマは、それがうまく機能していて…





フジテレビ 火曜21時
「フリーター、家を買う」第3話



主演…二宮和也
脚本…橋部敦子
演出…城宝秀則





あっ、これ先週の第3話の記事です…昨日の第4話ではないのでお間違えなく…




1週遅れですいません…(汗)





さて、注目していただきたいそのシーンですが、





主人公の誠治(二宮和也)が、ハローワークに就職の相談に行くシーン。





これは毎回必ず出てきます…
とか言って、第4話は出てなかったらお恥ずかしい話ですが…(汗)





誠治が相談にいくと、毎回同じ人(アンジャッシュ児嶋)が対応するんですが…




この2人のやりとりで誠治がダメ青年から変化してゆくのが分かるしくみになっているんです。





これって同じ橋部敦子の脚本だった「僕の生きる道」でも、がんに冒された草なぎ剛の患者と小日向文世の医師と会話するシーンが毎回のようにありましたね…




あれと似ていて、その人物の変化を見せていくには、うまい手法だな…と思います。





児嶋が意外といいんですね…いかにも…な感じで。
お笑い芸人にありがちなうまく演じようという欲が見えなくて…。
今回の誠治の変化に驚く演技もなかなかのものでした。





しかし、二宮和也はうまいですね…今さらながら。
微妙に変化してゆくさまを実にリアルに演じている…




今回の母親(浅野温子)の手を握ってあげるシーンには、心打たれました…





まぁ…でも家を買うなんてムチャなとこへ行かなくても、もっと解決法はあるような気がしなくもないですが…





何気に坂口良子のお隣さんが怖いです。
きっと心が壊れてるんでしょうね…あのしつこさは。



今回の評価は…7





ハローワークのシーン、注目してみてください。