初回はかなりエグくて、しかも分からないことが多すぎて、引いてしまう視聴者も多かったようですが…
第2話、第3話とだんだん良くなってます…
フジテレビ 火曜21時
「ジョーカー~許されざる捜査官」第3話
主演―堺雅人
脚本―武藤将吾
演出―都築淳一
今回はいろいろ分かりましたし、新たな謎も提示されましたね…
やはり伊達(堺雅人)は、法で裁けない悪人たちを殺してはなくて、麻酔銃で眠らせ、どこかの埠頭に運んでました。
…でもって、想像どおり元刑事で伊達少年の殺しを見過ごした三国(大杉漣)も、そこに絡んでいるらしいこともわかりました。
ただし、ここからどういう船でどうやってどこへ運び、運んだ先で何をさせているのかは依然としてナゾ。
しかし、伊達がからんだ事件の容疑者が、次々いなくなったら怪しまれるでしょうに…。
課長(鹿賀丈史)とか絶対分かってそうだし…
しかも、その井筒課長があすか(杏)の兄が殺された事件の容疑者の1人…って片桐(りょう)にサラっと言われてましたが、
えっ!?
それってどういうこと!?
しかも、「神隠し」はその事件の後から始まってる…って。
んっ?
どういうことだ。
伊達とあすかの兄は同僚だったので、その事件がきっかけになったってことは?
その犯人を捕まえられなかった悔いで「神隠し」を始めたってこと!?
今後、そのへんが明かされていきそうです。
そして今回、伊達の「神隠し」を知った久遠(錦戸亮)が自分も仲間に入りたいと申し出ます。
実は久遠には背中にひどい傷あと(火傷?)があって、親に虐待されていたらしく、罪の意識なく人を傷めつける者を憎む気持ちが激しいのでした。
今回、犯人(黄川田将也→エキセントリックに好演)とのからみでそれが暴かれ、自分と同じように心に傷を持つ者とわかり、伊達は仲間に入れることにします。
錦戸亮は「ラストフレンズ」のDV男役の好演が印象に強く残ってますが、アイドルらしからぬ人間に潜むダークな面を演じることのできる人です。
今回もその長所を遺憾なく発揮し、堺や黄川田らクセ者相手に彼らを圧するほどの演技を見せました。
嵐の大野と生田斗真と錦戸はジャニーズという枠をこえて、今後どんな役を演じていくのか楽しみな人です。
今回の評価は…
「お前には明日は来ない…」は決めゼリフになりそうですね。