私が鬱病になってから
複数のことを同時に考えることが
とてもしんどくなりました。
頭の中で
いくつかのことをまとめようとすると
それだけで疲れてしまい
考えることができなくなっていました。
例えば
カレーを作るための
材料を買うこと。
今の私なら
カレーと聞けば
じゃがいも
にんじん
玉ねぎ
お肉
こうやって簡単に
頭の中に思い浮かべることができます。
季節によって
好きな野菜を入れて
自分の好きなカレーを
作ることもできます。
でも
あの頃の私には
それができませんでした。
カレーを作ろうと思っても
何を買えばいいのかが
頭の中に浮かんでこないんです。
だから
カレーのルーの箱の裏に書いてある
材料を見ていました。
でも
その材料を読むだけでも
疲れてしまいました。
じゃがいも。
にんじん。
玉ねぎ。
お肉。
今なら
何でもないように思える
これだけの材料でも
あの頃の私には
「複数すぎた」んです。
それを読んで
覚えて
スーパーへ行って
ひとつずつ探して
選んで
買う。
そこまで頭を働かせることが
あの頃の私には
辛くて
しんどくて
できませんでした。
だから
鬱病を患っていた12年間
私はほとんど
スーパーへ行くことが
できませんでした。
今なら
何も考えずにできることです。
カレーを作ろうと思えば
材料が浮かび
その日の気分で
入れるものを変えることだってできます。
でも
あの頃は違いました。
複数のことを考えようとすると
頭の中がまとまらなくなり
精神的にも
体力的にも
すぐに疲れてしまう。
そして
何もできなくなってしまう。
それも
私が体験した
鬱病の症状のひとつです。
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