晴れやかなコンサート日和で出足は好調でございました。


でも、生徒の演奏に翻弄され自分の番になって曲を忘れた!って嘘でしょ?何度場数踏んでるのよ。


生徒のたくさんの間違った音を手に汗握りながら聞いていたら、自分の番になってスケルツォの始まりが靄のかかったようになってしまいました。そのまま弾き始めたら、当然先がわからなくなり、数小節最初から弾き直してやっと音符が見えてきました(笑)


教訓

①不安な要素を完全に取り去るべし。

(練習不足など)

②頭は常に冷静に、アクシデントや外的影響に惑わされない。出だし数小節は特に音符が脳裏に焼き付いていなければならない。


①については練習不足ではなかったが、シュミレーション不足だったことが不安に繋がったと思います。シュミレーションというのは本番のシチュエーションを再現するというプロセスです。これが十分でないと、いざ、②の外的障害が加わったときにパニックになります。あれ?どうやって弾き始めるんだっけ?となります。でも冷静さを取り戻してから始めればよかったのだ。頭に靄がかかったまま始めちゃだめでしょ。(泣)


↓頂いたお花は傷心を慰めてはくれません。

たかが一曲だからと高を括ってはいけません。万全を期しているべきです。

今回は油断しました。