↓ひとんちのツリーですが貼付け↓




↓カフェツェントラル前のモミの木(2022)

↓そしてこちら我が家の魔除けミステル(ヤドリ木)

松の枝で作ったリースを飾るのも一般的です。
日本の松飾りと同じように、冬でも緑を絶やさない常緑樹は生命の源であり、これを玄関に飾り家族の無病息災を願うのですね。

私がヤドリギを毎年飾るのは、この植物の神秘的な存在に惹かれるからです。

古代ゲルマン人、ケルト人、ギリシャ人にとってこの木には神が宿るとされていたのです。というのも天界と地上の間に生えている樹だから。

そして中世には魔物や魔女から身を守るために、首に巻いたり、屋根や牛小屋や家の入口に飾ったりしてたのね。その名残で今でもクリスマスのお飾りとして使われる所以なのです。

ヤドリギの種を運んでくるのは鳥たちです。彼らが食べたミステルの実が消化されずに糞に残ってるため、糞がついた枝からその木の養分を吸収してヤドリギが育つのです。で、そのようぶんとなった木の葉が冬に落ちても、ミステルは常緑樹なので冬にその存在が姿を表すのです。なんとも神秘的な現象ではないですか。