お茶っ葉の色は煎茶に似ています、3分蒸らして注いだらこんな色目。10分待つともっと濃いほうじ茶っぽい色になります。

味というか風味はヘナにそっくり。ヘナで髪染めしたことのある人はすぐピンとくると思います。あの匂いです。

さて、ヘンプというのはぶっちゃけ大麻です。
神経を麻痺させる成分のTHCの融合料が少ない種類がハンプテイーに使われます。多少含まれているにしても水に溶けないのでお茶には抽出されません。

お茶として注目されるのは、生の麻の葉と花に含まれるカンナビジオール酸(CBDa)で、10−15分ほど蒸らすと、お茶に滲み出てくる成分です。CBDaは、抗炎症、抗菌、腫瘍抑制の特性があり、吐き気と嘔吐も抑制するらしい。

もう一つ重要な成分はフラボノイド。何でも大麻は自然界に存在する植物の中でもフラボノイドの含有量が最も多いので、高い抗酸化効果を発揮し、老化や慢性疾患などの予防が期待できる。

さらには、このCBDaとフラボノイドが合わさると、体内への吸収が促進され、お互いが相乗的に作用し、最大限の効果を発揮するというのだ。

ヘンプティーの効果は抽出時間にも強く関係していて、リラックスして睡眠を促進する有効成分は、通常、10 ~ 15 分間の浸漬後に出てくるそうだ。ヘンプティーを浸す時間を短くすると、逆に、爽快感と活性化効果をもたらす。

睡眠障害のある人は自然な睡眠導入剤として就寝前に飲んでもいいかも。