さて、新しいマイクを使ってさっそく録音してみました。

自筆譜のコピーには、この練習曲の最後に、次の4番のCis Moll のエチュードを続けて弾くように(attacca il presto con fuoco)ショパンの指示がありました。ショパンはこの二つのエチュードを一組として作曲していたのです。Cis Moll の第4番は三番の別れの曲とは対照的な燃えるような激しさで弾かれます。

  このテンポで旋律を浮きだたせてレガートで弾くのは難しいです。指の力が訓練されていない人はコルトー先生の基礎練をするのもいいですが、旋律をレガートでつなげながら、下声部をスタッカートで連打しながら弾くという方法も試してください。