いよいよロックダウンパート2開始となりました。
20:00ー6:00まで外出禁止
二世帯以上の会合は禁止
コンサートなど文化的催し物開催禁止

以上三点が今回のメイン規則であります。
火曜日に始まったロックダウンライトの結果はどうかというと、収まるどころか感染者は増え続け、土曜日には1日8000人を記録。
収まらない場合は次なる処置を検討ということですが、3月のような完全閉鎖となることも大いにあり得ます。恐ろしい事です。コロナが恐ろしいのではなく、こんな狂ったことがまかり通っている世の中が恐ろしいのです。ここで思い出すのはミヒャエル・エンデの児童書「momo」。
灰色の男たちが時間を奪っていく話ですが、世界をじわじわを侵食していく感じは、コロナを利用して富を得る権力者のそれに似ています。私たちは個人の自由を奪われ、酸欠と戦いながら、ついには働く事もできず、生きる屍のようになっていくのに何の疑問も持たずに従っているのです。気づいた時はもう遅いというやつです。何かがおかしいと気付いたところで何が出来るというわけではないです。momoのような勇気も行動力も、世界を救おうという正義感もありません。せめて自分のできることを、信じる道をひたすら前進し、どうにか自分が生き延びる道を模索するしかありません。