(2本目)内視鏡検査&英仏混迷の件 | KOBONBLOG

(2本目)内視鏡検査&英仏混迷の件

おはようございます。

なんと、、昨夜は今季初の “熱帯夜” だったのです。
いやいやいや、6月も半ばだというのに8月の夜のようです。

さて、それはいいのですが、私は昨日は虎の門病院まで出向いて「大腸内視鏡検査」を受けてきたのです。

いやいや、タイヘン・・・。

まず、検査前に「腸内を空っぽにする」ために特別な薬剤を2リットル飲むのです、特別待合室のようなところで。

これがまた「不味(まず)い」というか「美味しくない不快な味」でして、一口飲むたびに顔が歪むのです。「苦い」でもない「辛い」でもない「エグイ」でもない、「まずいスポーツドリンク」のような。

ちょっとググれば、、、、
出てきましたこれです、



室内にいる7、8人の皆さん、淡々と飲んでいるのです。私だけ一口飲むたびに顔を歪めているのです。

さてさて、これで10分刻みに「180㏄」を飲み干して行って、都合2時間で2リットルという。
で、私の場合1時間かけて1リットル飲み干したところから便意を催しまして、それですぐ傍にある専用トイレ(8個くらい並んでいる)に駆け込むのです。

 

(そういえば、最初の便意が来る前に、なかなか便意が来なかったのでナースさんに聞いたのです、「1リットル飲んでもまだ無いのですが・・・」と。そしましたらナースさん明るく「じゃあ院内を歩いて来て下さい♪歩くと腸が動いて来ますから」と。それで私は「じゃあ」として特別待合室を出て院内を少し歩いてこようかと。それはいいのですが、4階の検査室から出て2階のローソンに行こうかと思ってエスカレーターに乗ったのですが、なんと、3階に付いた頃に急に便意が。慌てて今度は登りのエスカレーターに乗り換えて待合室に戻ろうと。ところが、あまり経験のない強い便意のため私の肛門が驚いて「プニュ!」なる感覚が!私は(エッ??!!)と驚いたのですが後の祭り。(やば!、少し出た??)。いやいやいや、マズイです劇ヤバです。それで無事待合室横のトイレに駆け込んでまずは排便です。もう完全下痢状態。そしておそるおそるパンツの底に目をやれば、紺色のボクサートランクスのその部分に少量の液体のシミが。(あ~!!やっぱり!!)、私はもう(どないしょ~~・・・)と大慌てです。ですがさすがにそのまま放置して済ます訳にもいかず、ペーパーをクルクルしてパンツのその部分に当てて染み抜きです。そして次にはペーパーを見ずに沁みらせて雑巾状態にしてゴシゴシと。(う~~む、これならなんとかか・・・)としまして、ようやく落ち着きを取り戻してトイレを出たと。パンツを履けばさすがに少々の湿り気感を禁じ得ないのですが、応急処置ですのでしょうがないと・・・。いやいやいや、やばかったなぁと・・・)

で、その後は10分おきくらいに次々とトイレに行き、便が透明でカスのない綺麗な状態になるのを待つのです。そして「これで行けるか?」という状態でナースさんに来てもらって確認してもらい「OKです♪」と言ってもらって、ようやく解放されるという。

私の場合昨日はちょうど2リットルを飲み終えた時点でようやく「透明」になってくれたのです。それまで8回くらいトイレに行きましたがな。

皆さんの中には2リットル飲み終えてもまだ「アウト」の方もおられ、追加の分をもらってさらなる苦行を強いられる方もおられるのです。(いやいやいや・・・)

それで今度は内視鏡検査室の前に移動して準備するのですが、そこでは肩になにやら注射を1本。なんでも「腸の動きを抑制する薬」だとか。まぁ、特段痛い注射でもなかったですのでOKでしたが。

さてそれで今度は本番の内視鏡検査ですが、終えて告げられた結果は「ノープロブレムです。ポリープはあったのですが、今はとる必要もないものでしたので大丈夫です」という説明を受けて「はぁ、そうだったですか。ヨカッタヨカッタ」と。

虎の門さんでは、特段に鎮痛剤も打たず全身麻酔的なこともしないので、肛門にカメラを入れるところから、それが腸内を登って行くグニョグニョ感や、それが「ジュ~、ジュルジュル~」と腸内の水溶液を吸い出す音から、また横に映し出されている腸内のグロテスクな映像を見ることもできたりして、いやいや、臨場感マックスなのです。(いいんだか悪いんだか・・・)

はてさてそんなんで無事終了したのですが、これが3度目なのですが、いやはやなんとも(もういらんなぁ・・・)という。




さて話は替わりまして。
webチェックしていたのですが、先ほどは「経済関係」の話をすでにご紹介したのですが、今度は「国際政治」系の話をご紹介したいと。

何やら英仏がこの度はトンデモナイ総選挙に突入とかで。

何年か前にイギリスの「ブレグジット」、そしてフランスの強烈な「反政府デモ」という事案があったのですが、今回はそれ以上に「大ごと」のような感じです。


イギリス系の話では吉崎達彦氏のこのブログ記事が有り難いのでした。

イギリスさん、う~~む・・・、相変わらずダメですねぇ・・・



「欧州政治」

〇英仏ともになぜこの時期に選挙を急いだかというと、おそらくは「もしトラ」のリスクを感じたからだろう。だって来年1月にトランプ政権発足になったら、これは天下の一大事。欧州各国は、アメリカの助け抜きでロシアの脅威と向き合わねばならなくなる。後へ行けば行くほど、その脅威を皆が感じることになる。だったら選挙は早い方がいいよね、と思ったのかどうかは定かではない。

〇ところが英仏は共にトンデモナイことになりそうだ。英国総選挙では保守党が大敗し、スナーク首相が選挙区で落選するかもしれない。英国の長い議会制民主主義の歴史の中でも、そんな首相はおりませぬ。労働党が大勝利を収めて、キア・スターマー政権が誕生するだろう。スターマーは戦略家である。外交は保守党路線から変えません、Woke(意識高い系)の政策は掲げません、そしてジェレミー・コービン前党首のような左派は追放してしまった。これならもう、皆さん安心して労働党に投票できます。

〇逆に英国保守党は散々なことになっていた。デイビッド・キャメロンはブレグジットを招いてしまった。次のテリーザ・メイは、EU離脱交渉に失敗した。それに成功したボリス・ジョンソンは、総選挙でも勝ったけれども、コロナ下でのさまざまな不祥事の結果、決定的に国民の信を失った。こりゃもうアカンということで、その次はリズ・トラスを首相にするのであるが、これはまあ日本で言えば、国と党の困難に直面して上川陽子さんを首相に担ぎ出す、みたいな人事であった。

〇ところがこのトラス氏が、わずか6週間で政権の座を降りてしまう。それというのも、人気取り減税政策を実施したところ、英国債安、ポンド安、株安というトリプルデメリットを招いてしまったからだ。彼女、実はよくわかっていない人であったのだ。保守主義を失った保守党は地に落ちる。これを「トラス・モーメント」と呼ぶらしい。こうなると、後を受け継いだスナーク首相が何をやっても虚しいところである。

〇同じ女性首相であっても、イタリアのメローニ首相は別格である。「やんちゃ」に見えて、意外としっかりしていた。日本で言えば、高市早苗さんを首相にしてしまい、「あんなことで大丈夫か」と皆が心配していたところ、案外と上手に立ち回っていているから株が上がっている。これを「メローニ・モーメント」と呼ぶ。先にイタリアで行われたG7サミットにおいては、「元気がいいのは議長だけ」などとよばれたものである。

〇フランス政治も一大事である。2022年選挙で与党が過半数割れしたので、マクロンはどこかで解散を狙っていたらしい。ただしこのままいくと、第1回総選挙で勝ち残るのは極右(国民連合)と極左政党(新人民宣言)であって、与党連合(アンサンブル)は生き残れないかもしれない。いやもう、どうなっても知らんがな。このままいくと、「フランス版ブレグジット」になってしまうかもしれません。

〇こうなると国民連合のマリーヌ・ルペンの方こそ、「メローニ・モーメント」を目指してくるだろう。「ちょっと目にはポピュリストと見せかけて、実態は古風な保守主義」というのが、現代社会における最強パターンであるのかもしれません。いや、どうなるんでありましょうや。

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次にフランス系のお話ですが、長谷川たか子女史のこの記事がとても印象的でして。

なんでも「ジョルダン・バルデラ」なる30歳前の若者が次期第一党の党首だそうで。
このバルデラなる人物がどうも全然ダメ男のようでありまして、「フランス、大丈夫なんかそんなんで??」という様相のようなのです。

それにしてもマクロン氏、なんでまた「解散!」などという悪手を打ったのでしょうか。
それはイギリスでも同じでありまして、スナク氏も「解散!」などと。
なんかよく似ている状況でありまして、もちろん偶然なのですがそれにしてもよく出来た偶然だなと。




◆長谷川たか子のパリの普通の生活◆

(2024.06.20)
・・・きのうの夜7時すぎ、メトロ駅の前で運動員がビラを配っていた。拒否しないで受け取る人が多いので誰かと思って覗いたら、果たしてバルデラ。
嬉々としてビラを受け取ったオバサンは「この人が次期大統領よ!」と叫んでいた。
防波堤になるはずの左派連合Nouveau Front Populaireも仲間割れし、左派支持の娘も「一度だけエゴを捨ててまとまれないの⁉」と絶望している。
極右を排斥すると宣言しながら、前代未聞の不人気で逆に自分が排斥されそうになっているマクロンの責任も大きい。
フランスはどこへ行く?<了>

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「英」も「仏」も、そして「独」も、ヨーロッパはどこもかしこもみ~~んなダメ。

そして「米」も「露」も「中」も、それ以上にみ~~んなダメ。

そして肝心の「日本」が、それ以上にぜ~~んぜん!!ダメ。

なんでしょ、この世界中のダメ政治状況は・・・

 

 



しかしよく考えてみるなら、「ダメじゃなかった時代などあったのか??」というなら、おそらく、きっと、多分、「そんな時代はなかったのだ!!」と答えなければならないのだろうなと・・・。


つまりは、アテネの民主制の時代から、世界中の政治なんて、いつだってどこだって、まともで素晴らしい時代など一つもなかったに違いない、というのが歴史の鉄則なのかもしれないと・・・。

 

常に、常に、「政治はダメ」、なのが世の常なのかと・・・

 



ムムム・・・・、


そうかもしれないなと・・・。


ご紹介まで。

ではでは。