![](https://response.jp/imgs/ogp_f/1947256.jpg)
どちらの見方もそれぞれに正しい、という件
(いやいや、久しぶりに日産が凄いコンセプトカーを作ったとかで…)
お疲れ様です。
今日は少し風が強いですが快晴でそれほど寒くもなく、有り難い陽気です。
久しぶりにこの土日の週末が良き日和に恵まれるような。
さて、私の方、午前中1コマの授業をこなして午後からゆっくりさせてもらっているのです。
で、少しく国際情勢などについて情報収集していたのです。
何やらバイデン大統領の一般教書演説があったとか。
産経新聞紙上ではそれに関して「悪の枢軸」なる言葉が出ていたとして、この言葉に絡めて少しく論評していたのです。
※)悪の枢軸(英語: axis of evil)
有料記事のようで読めないのですが、まぁ、それほど皆さんにご紹介したいほどの中身のある話でなかったですので、とりあえず見出しだけで・・・。
私はこの演説については全然興味を惹かれていなかったですので、記事も流し読みで終わらせていたのですが、webチェックしていましたら、吉崎氏のブログにその件で少し書かれておりまして、それを読んで私は(ほ~、そういうことだったですかぁ、なるほどなるほど・・・)として感心して読んだのです。で、こちらの方はご紹介したいと。
◆溜池通信◆
<3月8日>(金)
〇本日の一般教書演説、バイデンさんはアッパレなパフォーマンスであったと思います。いや、失礼いたしました。「モーサテ」などで、「当日、言い淀んだり、絶句したら大変なことになる」などとネガティブなことを申し上げましたが、見終わってみると文句のつけようがありません。1時間を超える長丁場を、最後まで会場を圧倒しておられました。いや、途中何度か咳をしていたのが、ちょっとだけ心配だったのですけれども。
〇冒頭から思い切り攻めましたな。ウクライナ情勢、1月6日問題など、「私の前任の共和党大統領」が、いかに国益と民主主義を害しているかまくしたてました。「自分が勝った時だけ国を愛する」なんてのはダメだと。いちいちごもっとも。
〇壇上ではカーマラ・ハリスが何度も拍手をして立ち上がるのだけれども、マイケル・ジョンソン下院議長は終始渋い顔でした。黒人差別の問題と、イスラエルでのテロ問題のところは嫌々立ち上がって拍手してましたが。彼はやっぱり人間が小さいのですな。2020年2月の一般教書演説で、ナンシー・ペローシが、トランプ大統領の演説ドラフトをびりびりと引き裂いたことを思い出しました。
〇ちょっとだけ気になったのは、バイデン大統領が「キング牧師とボビー・ケネディが私のヒーローだった」と述べたこと。そして「その二人が暗殺されたことが、公職を追うことを決定づけたのだ」と。それって1968年のことでありまして、現職のリンドン・ジョンソン大統領が、予備選最中の3月に「再選を求めない」と言い出した年のことです。
〇その年の党大会は今年と同じシカゴであって、そこでは混乱のもとにヒューバート・ハンフリー副大統領を選出するわけですが、共和党のリチャード・ニクソンに返り討ちに遭います。民主党支持者にとっては思い出したくもない年でありました。
〇そんなことだけはしないよ、と言いたかったのでしょうか。最後は自分の年齢をネタにしながらも、俺はやるぞという決意を示していました。たくさん見てきた一般教書演説の中でも、これは記憶に残るパフォーマンスであったと思います。<了>
*********************************
さて、それについてはまぁ、そういうことで、とりあえずバイデン大統領も「選挙向けに気張って臨んだんですね」ということでチャンチャンと。
ところが、後になってYoutubeをチェックしていましたら、これと正反対のスタンスでの批判的論評に出会ったのです。
カナダ在住のヤマタツ氏のチャンネルなんですが、こちらはトランプ氏応援団ですのでバイデン氏がケチョンケチョンにされているのです。
(20分25秒)
いやいや、これはこれでトランプ氏応援団から見るなら、そう見えて当然でしょうと。
そして同じくYoutubeの方でも、少しく興味を惹かれた動画がありまして。
それは以前ここでもご紹介した朝香豊氏のチャンネルなのです。
こちらですが、
(22分21秒)
朝香氏は、「戦後確定した国境線の力による現状変更は許されない、それが大原則である!」ということを力説しているのです。そして朝香氏の言説に批判的なコメントが寄せられていることについて、「私は反論する」として丁寧に反論していたのです。結論的には、「もちろんアメリカのやっていることはダメだが、それでもロシアのダメさはもっと上だ。それなのに親ロ派の人たちはプーチン氏の主張を真に受けて「プーチンは悪くない!」などと言い出すのだが、それはお花畑思考だろう」と。
いや、私にしてみれば根本的な部分で「いやいや、そうではなくて」と異論を唱えたいのですが、それはおいておいて、「まぁ、そういう見方がメインストリームですよね・・・」と受け止めていたのです。
で、次に、最近よく聴きに行くニキータ氏のチャンネルを視聴したのです。
こちらですが、
(19分21秒)
いやいやいや、こちらは色々と新情報を教えてくれていたのです。
朝香氏は「米英情報ピラミッド」から流される情報の方をより正しいものと認識し、逆にニキータ氏は「クレムリン情報ビラミッド」」から流される情報の方をより正しいものと認識して、それぞれが思うところを発信しているのです。
ただ、比較するなら今の私にとってはニキータ氏の見方の方にシンパシーを感じるのです。
しかし実際的に両者の言説の真実性を公平比較するなら、おそらくそれは「49対51」、ないしは「51対49」というくらいになるのだろうなと思っているのです。
ただ、藤原かずえ女史、篠田英朗氏、他、日本のメインストリーム知識人、論者(マスコミ全般)の見方は朝香氏の見方を支持するのであろうなと。
で、話はニキータ氏の話題のテーマ「ビクトリア・ヌーランド国務次官補辞任」の件なのですが、これはこれでなかなか興味深い話だなと思われたのです。
ニキータ氏の話では「おそらく解任」であろうという感じですが、遠藤誉女史の見立てでも同様なのです。
(遠藤誉、2024年3月8日)
そしてここに大変興味深い写真が最後に貼られていたのです。
それがこちらで、
ムムム・・・・、
果たして深層ではどういう動きがあるのでしょうか・・・。
【ご参考】
①こちらもたまに読みに行くブログなのですが、なかなか興味深い話をされておられましたので、ご紹介まで。
(2024年03月08日)
②小ネタを一つ、
「天国への階段」なるスポットが中国にあるとか、
いやいやいや、面白いのです、
こちらに詳しく
中国さん、面白いです。
ご紹介まで、
ではでは。