大自然に「善と悪」はあるのか・・・ | KOBONBLOG

大自然に「善と悪」はあるのか・・・

おはようございます。

 

薄曇りの空ですが、午後からは晴れるとか、有り難いことです。

 

 

 

さて、正月早々から能登大地震のニュースが入り、今度は羽田での衝突大炎上事件があり、いや、なんとも芳しくない事情からの年明けになっています。

 

いやいや、波乱の2024年を予兆させることなのか、それとも、今年も「いつものように色々ある平常運転の一年」になるのか、それはなんとも言えないのです。

 

というより、もはや「平常運転の一年」なぞ、もう戦後80年一貫してなかったのだろうなと、そう思えるのです。

それは確かに、大きな事件、大きな天変地異は時々(何年かに1回)起きるのですが、でも「それがことさらに大波乱なのか」というなら、そうでもないような気もするのです。

 

あるいは逆に、どんな大波乱、大事件、大クラッシュが起こったにしても、「それも含めて毎年が平常運転」という風にも受け止められるのです。

 

もう、毎年毎年、「大きなことから小さなことまで色々あっての平常運転」なのだと、思えるのです。

2011年の東北大震災ですら、確かに「超弩級大災害」であったに違いはないのですが、でも、「だから?」という気もするのです。

 

ウクライナ戦争勃発は、確かに当初は「トンデモナイ級(超弩級)」レベルの大事件と意識されたのですが、それでも、今となって振り返ってみるなら、もう、「だから?」という感じになるのです。

 

全ての大惨事、大災害、大事件、大クラッシュが、特別に時代を区切るような「大波乱」ということでなく、ただ、起きた当初、起きた時点でだけはさすがに「超弩級の大事件」ではあるのでしょうが、しばらく時代が経てば、すべて「あ~、そんなことが起きた年だったよね」という、メモリアルな出来事だったというだけの話になってしまうような気がするのです。

 

つまりは、何百年何千年という大きな歴史の流れの中でこれらを見るなら、「すべて平常運転」の一コマにしか過ぎないのだろうと。

 

もっと言うなら、もし仮に近々、地球が寒冷期を迎えて、氷河期がやって来るようなことが起こったとしても、「それもまた地球の自然な動きの一つ」でしかないのです。つまりは、平常運転と・・・。

 

「地球温暖化が~!」と叫ぶなら、今度は「地球寒冷化が~!」と叫ばねばなならないのでしょうか・・・。

 

・・・、

 

(いやいや、当初書こうとしたこととえらい離れたことを書いてしまったなと・・・)

(書き出したらちょっと筆が滑ってこんなことを書き出してしまったのです)

 

 

 

ところで、

 

今朝、台所で新聞を読んでいましたら、トミさんがテレビのチャンネルを替えたのです。

それが7時20分頃だったでしょうか。

(それまでの民放からNHKBSに替えたのです。というのも、「朝ドラ」の「ブギウギ」を7時半から見るために)

 

そしましたら、いきなり、画面に「ハイエナとライオン」の図が流れてきたのです。

私はそういうサバンナの風景には心惹かれるタチですので、(おぅ!)と思って注視したのです。

 

で、ちょっと面白そうだと思いながら新聞から目を離してテレビに集中したのですが、なんと、5分後くらいに、大きな雄ライオンがハイエナの群れを襲って、なんと!何匹も遊びまわっている仔ハイエナのうちの一匹に狙いを定め、まさに食い殺そうかという勢いで襲ったのです。それがリアルに映し出されているのです。ライオンが仔ハイエナに噛みついているのです!私はさすがに(え~!!、いいのか、こんな図を出して?!)と少々衝撃を受けてそれを受け止めたのです。

 

しかも、ナレーションが「ライオンは仔ハイエナを喰うために襲ったのでないのです。それで息の根を止めないのです。己の存在をハイエナの群れに知らしめるためにそれをするのです」と!

そして確かに、ライオンの足元で仔ハイエナが「ヒーヒー」言いながら苦し気に腹を膨らませ身もだえているのです。そしてライオンは周囲の大人ハイエナたちを睥睨しているのです。

 

いやいやいや、(ほんまにっ??!!!)と、私は驚いたものなのです。

 

そしてライオンは、ハイエナの群れを睥睨した後、ゆっくりと去って行くのです。

足元の仔ハイエナの腹はもう動いていないのです・・・。

 

(ん~~ん・・・!)

 

私はこれをどう理解したらいいのか、少々頭を捻ったのです。

(そして今もまだ明確な答えはもちえずにいるのです)

 

 

 

 

 

※)ワイルドライフ 命の輝き「アフリカ ライオンVSハイエナ」, (NHK BS) 1月4日

 

 

 

 

 

「悪って、なんぞや・・・」、です。

 

ライオンは「悪」を為したのか?

 

いやいや、そんなことはないのでしょう・・・。

 

しかし、一方で母ハイエナは、目の前で我が子を惨殺されたのです。

 

ライオンが去った後、動かない我が子に鼻面を近づけてその死を確認するのです。

 

 

母ハイエナにとって、ライオンは憎むべき「惨殺者」でしかないのです。

 

 

ですが、それが自然、それが大自然の、まさに「自然の姿」なのです。

 

誰が雄ライオンを「お前はなんちゅうことすんねん!!!」と糾弾することができるのでしょうか。

 

「大自然の食物連鎖と支配・被支配の関係の中」には、「善も悪」もないのです。

 

無いに違いないと、思っているのです。

 

しかし、

 

それではなぜ「人間世界にだけ善と悪があるのか?!」なのです。

 

 

 

もう一つ例を出すなら、ホッキョクグマのオスは、子連れのメスグマを見つけると、その子連れの子を食い殺すのです。

 

 

それを、果たして「悪」と呼べるのでしょうか・・・

 

(そういえば、確かライオン世界でもそういうケースがあるのです)

 

 

う~~む・・・、

 

「善」と「悪」と・・・、

 

 

何なんだろうなと・・・

 

また、この件少し考えを深めて行く必要があると・・・

 

 

 

いやいや、朝っぱらからヤケに衝撃的、深刻な映像を見せつけらたものだと・・・。

 

 

 

ご紹介まで。

 

ではでは。