JR西日本岡山地区で長年活躍してきた115系D-13編成とD-25編成。5月11日に一部の窓を段ボールで塞いだ形で下関に回送されました。留置されている下関駅南の電留線を14日に見てみました。

 

 

 

下関駅南の電留15番線に留置された115系D-25編成=写真上=とD-13編成=同下

 

 

一緒に送られてきた2編成ですが、切り離されて留置されています

 

 

 

下関総合車両所岡山電車支所の115系D-13編成とD-25編成は、5月8日に広島支所に移動。テロ対策訓練に使われたとのことで、その際に割られたと思われる窓ガラスを段ボールで塞ぎ、11日に下関に回送されました。

 

下関では同所運用検修センターに隣接する電留線(同市大和町)で、幡生の本所への回送を待っています。確認した日は電留15番線に入っていました。

 

 

 

電留線沿いの県道から見える範囲内で確認すると、D-25編成のクハ115-406=写真上=とD-13編成のクハ115-1205、モハ114-1153=同下=の3両は窓ガラスが割られたようで、段ボールとガムテープで塞がれていました

 

 

 

今回の115系D-13、D-25編成はちょっと痛々しさを感じますが、大事な訓練に使われたとのことで、その姿は最後に役割をきっちり果たした証しとも言えるでしょう。

 

幡生の本所に回送されるまで、しばらくは歩道から見られそうです。

 

 

115系D-25編成。一部の窓の形が変わっていますが、体質改善車に比べると昔の115系300番台の面影を残しています