JR西日本の下関総合車両所(下関市幡生宮の下町)では最近、岡山電車支所から回送されてきた電車が多く見られます。4月5日に訪れてみると113系B-17編成と115系D-24編成の姿がありました。留置状況を見てみました。

 

 

下関総合車両所北側の陸橋から見た留置車両。左から113系B-17編成、115系D-24編成、キハ120 9、115系N-06編成

 

 

 

3月17日に岡山電車支所を出発した113系B-17編成。回送から2週間以上たちましたが組み替えは行われず、4両まとまった状態で留置されています。クハ111-2115の乗務員室ドアには立ち入り禁止のテープは張られていません。

 

 

JR山陽本線沿いの道路から見た113系B-17編成。先頭はクハ111-2115。組み替えられず4両まとまって留置されています

 

 

 

B-17編成と一緒に下関に送られたB-13編成と、翌3月18日に回送されたB-07編成、B-09編成は4月6日現在、下関駅南の留置線(運用検修センター)にとどまっていて、幡生の下関総合車両所本所には入っていません(※別稿でまとめています)。

 

 

反対側の車両所沿いの道路から見た113系B-17編成のモハ112-2018

 

 

 

 

一方、2月に回送されてきた115系D-24編成はその後少し移動し、現在は上り方からクモハ115-323、クハ115-326、モハ114-316の順に組み替えられています。3両とも座席などは撤去されていないようですが、留置場所からみると今後内装解体が行われる可能性が高いようです。

 

 

115系D-24編成を線路沿いから(写真右端がモハ114-316)。中央のクハ115-326のトイレ窓の形状が何だか懐かしいです

 

 

このほか、入場中の岡山電車支所の115系については、A-12編成が5日に出場。庫内のD-21編成も検査が進んでいるようでした。

 

 

 

 

※運用検修センターに留置されている113系3編成の様子は、以下の記事にまとめています