JR西日本に10両在籍する電気機関車EF65形1000番台(PF形)。所属先の下関総合車両所運用検診センターでは普段、そのうちの半数程度が見られます。夜間にねぐらで休んでいる姿を見ようと訪れてみると、洗浄線に1135号機の姿がありました。

 

 

下関総合車両所運用検診センターの洗浄線で休むEF65 1135。山陽本線と彦島に渡る関彦橋に挟まれたこの場所は歩道から電気機関車を間近で見られる唯一の場所で、写真奥にも他のPF形やディーゼル機の姿が確認できます

 

 

1135号機を正面から。撮影はいつもの10年選手のコンパクトカメラです。スマートフォンより暗い絵になりましたが、実際の雰囲気はこんな感じです。私はこんな写真になってしまいますが、「闇鉄」に対応しやすいカメラや三脚、性能の良いスマホなどがある方は、もっと明るく撮れるかもしれません

 

 

側面には明かりが当たっていたのでEF65PF形らしい雰囲気が出ました。車体を隠してしまっている手すりなども、逆に夜の車庫を演出するアイテムになっています

 

 

手すりで隠れていた「EF65 1135」のナンバープレートも、なんとか写せました

 

 

 

このところEF65PF形を見ていなかったので、この日は所用を終えた後、クルマを置いていた下関駅前から足を延ばしてみました。機関車は客車や貨車をけん引している姿が一番ですが、こうして寝静まった深夜に休んでいる姿も、PFファンとしてはやはり魅力を感じます。

 

 

 

 

※夜の下関総合車両所運用検修センター、留置線側の様子は以下の記事で紹介しています