ブルートレインけん引機のEF66形、瀬戸内色の115系電車、広島色のキハ40系気動車ー。2008年師走の下関駅では寝台特急「富士・はやぶさ」が健在で、今も活躍する国鉄形車両も旧塗色で運行されていました。

 

 

下関車両管理室(現下関総合車両所運用検修センター)から出庫してきたEF66 50。上り寝台特急「富士・はやぶさ」のけん引機で、この先で列車の到着を待ちました

 

 

関門トンネルを抜けて下関駅に到着した「富士・はやぶさ」のけん引機EF81 410

 

 

EF81 410が切り離された後に連結されたEF66 50

 

 

発車する「富士・はやぶさ」。写真は静かそうに見えますが、同列車の廃止報道後は多くの乗客や鉄道ファンで、週末のホームは特に混雑していました

 

 

山陽本線の115系普通列車。今年10月に復活した瀬戸内色ですが、この頃は300番台を中心に残っていました

 

 

山陰本線のキハ40系普通列車も広島色と呼ばれる黄色と白色の塗色が見られました

 

 

 

この日は、小さなデジタルカメラを購入した当時の会社の先輩からそのお試しを頼まれて、夜の下関駅を訪れました。その時はいつもの列車を撮ったつもりでしたが15年たって振り返ると、国鉄形が集う日常こそ変わらないものの、ブルトレの廃止をはじめ時の流れを感じます。

 

 

乗らなくても、行き先の「東京」を見るだけでわくわくしました…