JR西日本の下関総合車両所(山口県下関市幡生宮の下町)。多くの形式の整備や解体を受け持つ西日本有数の車両工場です。最近では117系100番台トップナンバー編成などの姿が見られます。6月末に少し離れた陸橋から見てみました。
この日は旧型国電のクモハ42形とクモハ11形、117系100番台、EF65PF、クモヤ145形、115系3000番台が見えました
岡山電車区E-07編成として活躍した117系100番台はクハとモハ2両ずつに分かれて置かれています。冷房装置などの機器が撤去されていて、解体が進んでいるようでした
もう少し近づいて確認すると、種別表示部分など前面部の窓ガラスは外されているようでした。乗務員室入り口には「立入禁止」のテープが貼ってありました
クモヤ145-1124(手前)はまだきれいに見えましたが、奥のクモヤ145-1102は色あせてきています。2019年秋の一般公開時に廃車見込みと聞きましたが、まだ残っているようです
陸橋から眺めて奥に当たるところにEF65 1120がいました。そういえば最近姿を見ていなかった同機。長期間稼働していないようで、今後の動向が注目されます
下関総合車両所を眺めるとき、本線沿いの側線で試運転する車両はその先の活躍が見込めるのでよいのですが、解体線の車両を見るのは少々つらいものがあります。今回も一時期身近を走っていた117系だけに、その思いが強まりました。
※姉妹ブログでは下関を走った117系を振り返っています