九州の鉄路の大動脈、JR鹿児島本線は実に多彩な列車が行き交います。浜小倉(北九州市)付近でED76 1020の貨物列車(1063レ)を撮影後、一つ手前の西小倉に戻って、北九州都市高速道路の高架下でカメラを構えることにしました。

 

 

西小倉の都市高速高架下を行くキハ40系(キハ140・147形)。かなり年季の入った姿がいい味を出しています

 

 

北九州地区の鹿児島本線では「定番」被写体の885系特急「ソニック」

 

 

「ソニック」には青い883系も充当されています。この編成はよく見ると中間車2両の車体断面が異なります。5両→7両編成にする際、前述の885系をベースにした車両(1000番台)を増備したようです。長年見ているのに気づきませんでした…。ステンレス車とアルミ車が混成しているのは珍しいですね

 

 

 

狙っていたED76形の貨物列車(5075レ)は通過時間になってもやって来ませんでしたが、しばらく経ってDE10形が姿を現しました。レール輸送に使うチキの返しのようです

 

 

お昼前にもう一度現地に立ち寄ると、当然ですが光線状態が変わっていました。ここの撮影ポイントは、標準レンズでもすっきり撮れます(写真は813系)

 

 

EH500-72の貨物列車。12ftのコンテナがきれいに積載されていました

 

 

 

このほかにもいろんな形式が次々とやって来ました。これを国鉄末期の昭和50年代に置き換えると、485系、421・423系、415系、ED72・73形、ED76形…などになります。ブルートレインも「さくら」「はやぶさ」「みずほ」「あさかぜ1号」が健在でした。当時は子どもで訪れることは叶いませんでしたが、ちょっと妄想してしまいました。