JR東日本からJR九州に譲渡された415系を先日から紹介していますが、残る1編成、クハ411-507〜モハ415・414-507〜クハ411-607で組成された大分車両センターのFo507編成は、2021年度に引退したようです。
500番台は1982年に登場。当初からロングシートで作られました。国鉄末期に513〜517の編成が常磐線から九州に転出。これらの編成はこの15年近く、九州でもさらに南の鹿児島地区を走っています。
Fo507編成は2009年にJR九州に入籍しました。南福岡を経て大分に配置されたようで、前回記事で取り上げたFo520編成が2016年に鹿児島車両センターに移ったあとも大分に残っていました。
2018年に下関駅で撮影したFo507編成。このときの姿が私にとっては最後となってしまいました
JR東日本からJR九州に移って「第二の人生」を歩む415系。Fo507編成は引退してしまいましたが、Fo520編成とFo1501編成は現役を続けています。関門・北九州地区では九州生え抜きの編成も多く「日常」の同系ですが、元気なうちに記録しておきたいところです。