1992年夏、JR小郡駅(現新山口駅)で写真を撮っていると、下関運転所のEF65形1000番台(PF形)が重連でやって来ました。

 

突然現れたEF65 1125と1129の重連。写真を見ると、パンタグラフは計3基上がっていたようです。試運転などで下関から走ってきた折り返しなのか、関西方面からの回送だったのか…運用のことは全く分からず、「見た」という記憶しかありません。先頭の1125号機はこの頃なぜか、大きなPS17型パンタグラフに換装され異彩を放っていました

 

 

後ろの1129号機。フグの本場・下関としては「いいふく」(地元ではフグを「ふく」と呼ぶ)と読める縁起の良いナンバーでひそかに人気の機関車でしたが、のちにJR貨物に移籍してしまいました

 

 

重連運転も想定して登場したEF65PF形ですが、実際に2両が連なって走るのを見る機会がほとんどない私にとって、このときは貴重な機会になりました(撮影機材は「写ルンです」でしたが…)。