阿蘇山への玄関口となるＪＲ豊肥線阿蘇駅。ことしキハ183系特急「あそぼーい !」の運行開始に合わせて黒いシックな装いの駅舎に一新。印象ががらりと変わりました。
大分県のくじゅう登山の帰路、６年ぶりに訪れた阿蘇駅。その変身ぶりにびっくり。本屋は以前の面影を残していますが、全体的に見ると、まるで別の駅に来たようです。
国鉄時代の阿蘇駅（1984年）。個人的にはこの趣きの方が好きでした。写真に少しだけ写っている丸型ポストは、いまも健在のようです。
ホームを眺めていると「くろ駅長室」なる小屋を発見。「あそぼーい !」のイメージキャラクター犬「くろちゃん」は、宮地駅の名誉駅長という設定でしたが、７月21日付の「人事異動」で阿蘇駅の名誉駅長になられたようです（笑）。ただいつも駅長室は不在のご様子…。
普通列車と並ぶキハ185系「九州横断特急」（右）。
九州では車両だけでなく主要駅なども、おしゃれで個性的な装いに変わってきて楽しいですが、一方で国鉄以来の鉄道風景は、確実に失われてきているようです。