下関総合車両所運用検修センター(広セキ)に所属し、115系G03編成の上り方先頭車として活躍するクハ111-91。主幹制御器を抑速ブレーキ対応に交換し、クハ115になりきっているが、1965(昭和40)年製造、いま現役の113系としては最古参の車両とされている。

 


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デカ目ヘッドライトは土台を残してシールドビーム化され、テールライトもクリアレンズとなったクハ111-91。このG-03は特徴のある編成で、下り方先頭車はサハ115改造のAU13E冷房車、クハ115-607 となっている


 

 

最近、沿線撮影地に出掛けることが少なく、115系などの走行写真を撮るチャンスもなかったが、先週末、「トワイライトエクスプレス」を狙って待っているとき、直前の普通列車としてやって来たのが、このクハ111-91だった。いろんな改造を受けて原形は保たれていないが、いつまでも活躍してほしいと思う。

 

 

追記

クハ111-91は、2012年10月2日付で廃車となりました。