旧下関駅前の面影を後世へ―。鉄道会社経営によるステーションホテルの草分けだった山陽ホテル。今年1月から建物の解体工事が行われ、このほど下関市細江町の跡地そばに記念碑が完成しました。


れきてつ

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高さ1.45メートル、幅1.65メートル、厚さ40センチ。解体された建物のタイルを活用し、解説板が添えられています。特徴的だった軒下の外壁レリーフも埋め込まれ、間近で見られるようになりました。

 


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歩道に設置された記念碑と、解体工事が終わり更地となった山陽ホテルの跡地(奥)。建物がなくなってしまったのは残念ですが、少しでも「形見」が残されたことはよかったと思います。


 

※解体直前建物の写真はこちらをご覧ください。

 

 

※山陽ホテル建物の外壁レリーフは、2014年に開業した下関駅ビル「リピエ」1階入り口にも展示されています。