JR西日本下関総合車両所下関支所に所属する電気機関車EF65 1120が6月23日、本所(幡生)での台車検査を終え出場しました。同日には新型事業用車DEC743-7、1001との並ぶシーンも見られました。

 

 

雨が降るひんやりした空気の中、下関市内の山陽本線で出場試運転を行うEF65 1120

 

 

 

下関のEF65形1000番台(PF形)は10両が在籍しており、1120号機は1979年4月18日の落成以来、異動歴のない生え抜き機です。約1年半にわたる運用離脱期間を経て、2023年5月に全般検査を受け復帰。現在は工事臨時列車などで活躍しています。

 

 

 

下関総合車両所を台検出場した1120号機。車輪部分以外グレー色となった台車が目立ちます

 

 

 

今回台検が施工された1120号機は、きれいになったグレー色の台車が見られたほか、2エンド側のパンタグラフも換装されたのか、ピカピカになっていました。

 

一方で、車体は時間経過とともに塗装の色味が落ち着いてきており、色むらのような箇所も見られます。

 

 

1120号機の2エンド側。PS22Bパンタグラフは換装されたのか、きれいな状態になっていました

 

 

 

下関のEF65PF形は2026年4月に1131号機が全検を受け、今回は1120号機が台検を通るなど、現在は検査周期に沿った動きを見せています。しかし、JR西日本は新型事業用車DEC743形の導入を進める計画で、今後の状況は見通せません。

 

EF65PF形への全検・台検がどの時点まで行われるのか、あるいは検査期限に関係なくDEC743形と交代していくのか…いろいろ気になります。1120号機の場合、仮に次の全検手前まで運用されると車齢50年に迫ります。

 

 

下関総合車両所にやって来ているDEC743-7、1001と顔を合わせるEF65 1120。下関所属となる直接の後継機ではないものの、新旧事業用車の並びは世代交代を実感します

 

 

 

筆者はこの日、所用で仕事を休んでいましたが、平日に行われるEF65PF形の出場試運転とタイミングが合うことはめったにないので、時間をやりくりして沿線を訪れました。

 

それにしても、ちょうど幡生に来ていたDEC743形を見るのは複雑な心境です。新旧交代は世の常ですが、近年は工臨など「裏方」で頑張るEF65PF形も人気があります。ブルートレイン時代の同形を見て鉄道ファンになった者の一人としては、やはり一日でも長い活躍を願いたいところです。

 

 

下関総合車両所ではこの他、岡山電車支所から6月4〜5日に廃車回送されてきた115系の解体が続いていて、D-17編成はクモハ115ー1542のみが切り離され、D-11編成の3両とともに残っている状況です。幡生駅寄りに留置されたG-07、G-06の2編成は変化がないようです。

 

 

周辺道路から見ると、DEC743形が目立ちます

 

 

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