​初めてのコンクール指導①



前回の記事で、





当ピアノ教室の♡ちゃんがコンクールに挑戦したことを書きましたが、

このブログでこの手の記事を書くのは初めてのこと。



なぜなら、単純に、

今まで、当教室からコンクールに参加した生徒さんがいなかったから。



17年目(に今月入りました!)にして初。



その理由は、


少なくとも小学生の間は、コンクール課題曲に追われることなく、地道なレッスンを重ねて欲しいという私の方針により、

こちらから挑戦をお勧めしたことがほぼない、ということがひとつ、


当教室には、

コンクールに挑戦するための十分な練習時間を確保できる生徒さんがほとんどいない、ということがひとつ。



別に、コンクール否定派というわけでもないのですが、あまり興味もない。



教室の発展のためには、生徒さんをどんどんコンクールに参加させた方がよいとのアドバイスをいただいたりもしたのですが、


コンクール指導に長けたお教室は、本当にたくさんありますし、


習い始めの時点で、コンクールでの活躍を希望されている保護者様は、そもそも当教室などお選びになりませんしね。



過去にひとりだけ、能力的に良いものを持っているのに、とにかく自信がないので、


ピアノを自分の強みとして自信をつけてほしいと思っていた生徒さんに参加をお勧めしたことはあったのですが、


その直後にコロナ禍に突入したため、その話は流れてしまって。



とにかく、コンクールというものとは、縁がないままだったのです。



ですので、今回、

♡ちゃんの保護者様から、コンクール挑戦のご要望を伺ったときには、


ついにきたか...


と思ったのでした。




続きます。