長文続きで申し訳ありません🙇♀️
いよいよラスサビに入ります。
では一旦ここまで定義してきたことをおさらいしましょう。(詳しい内容は1-1、1-2を参照してください)
〇僕と君について
僕=思春期真っ只中の大人になりきれない自分
君=成長して大人になった自分
※サビの「愛」は「I(僕)」として定義しています。
〇空と大地について
空=大人の世界
大地=子供の世界
そしてファンの方の考察では
〇風車について
風車=向かい風も追い風も一身に受け止める象徴
これらを踏まえてラスサビ、考察していきます!
〇虹
「君に会った瞬間何か取り戻したように
僕らの上空に虹がかかった」
はいエモい。エモいよぉ。゚(゚ ◜ᵕ◝゚)゚。
先程定義をおさらいしましたね。
そう、君は成長して大人になった自分です。
1番では反抗し、2番では挫折を経験しています。
人はそうやって大人になるんです。我々も知らず知らずのうちに大人に刃向かって、大人から挫折を味わされ、心の中ではうっすら拳を握りしめながら大人になってきているんですよ。中島みゆきさんのファイト!みたいですね。
そうして大人になった僕は君になるんです。
その瞬間、その瞬間ですよ!?
何かを取り戻したように僕らの上空に虹がかかるんです。
では、僕たちは何を取り戻したのでしょうか?そして、虹は何なのでしょうか?
それでは一旦、思春期のこの時期について説明しましょう。やたらとこの曲のサビに出てくる
「それが僕のアイデンティティー」
のアイデンティティーという単語に注目しましょう。この単語から察するにエリクソンの発達段階でいえばこの時期を「青年期」と捉えることができます。
それでは青年期とはどういう時期か。
「自分とは何者かという自己の在り方を確立し、社会の中での位置づけを見つける時期」
を指します。
つまり、めっちゃ分かりやすくいうと
「親から与えられた価値観を一旦ぶち壊して
自分なりに再構築する時期」
というわけです。
エリクソンはこの青年期の課題を「アイデンティティーの確立」といい、それが出来ないと「アイデンティティーの拡散」という状態になると言っています。
つまり、この楽曲がターゲットに選んでいる世代というのは青年期の人々であり、彼らは親の価値観から社会的な価値観へ、言い換えれば子供から大人へ移行している人々ということになります。
では曲に戻りましょう。
僕らは中途半端なんです。子供から大人へ移り変っている途中で、未熟で未完成で中途半端なのです。
その中途半端な僕が、様々な経験を乗り越えてようやく君に辿り着けました。
……虹がかかるのも納得じゃないですか?
取り戻したものは子供心であり、大人心なわけです。
僕に足りない大人心と、君が忘れた子供心をお互いようやく取り戻して、虹がかかったんです。
素敵ですねぇ( ◜ω◝ )
〇そしてもう一度来るサビ
「世界には愛しかない
信じるのはそれだけだ
今すぐ僕は君を探しに行こう
誰に反対されても
心の向きは変えられない
それが僕のアイデンティティー」
また繰り返しだから考察しなくても良いように感じますが、これまでの考察を踏まえてもう一度このサビを聞くと感じ方が変わるはずです。
世界には自分しかない
信じるのは自分だけだ
大人になりきれていない僕は今すぐ
大人になった自分を探しに行こう
誰に反対されても
心の向きは変えられない
それが僕のアイデンティティー
もう泣けますね…(´;ω;`)✨️
で・す・が!
ここで終わらないのが欅坂です。
さらに続きます。
〇締めのセリフ
「全力で走ったせいで息がまだ弾んでた
自分の気持ちに正直になるって清々しい
僕は信じてる
世界には愛しかないんだ」
全力で走ったせいで息が弾んでいた。
そうです。子供たちは何事にも全力です。
それは走ったせいだけなのでしょうか?
いいえ。
最初のセリフを思い出してください。
歩道橋から手を伸ばすほどに大人の世界に憧れている彼らですよ?
大人に逆らい、挫折も経験した彼らが次に見る景色、想像しただけでドキドキしますしワクワクもするはずです。
息が弾んでいるのはドキドキ、ワクワクもあると思います。
そしてそれからの
「自分の気持ちに正直になるって清々しい」
なんですよ(´-ω-`)✨️。もう言葉はいりませんね。
そしてさらに
「僕は信じてる
世界には愛しかないんだ」
これで、この曲における愛はI(僕)を指しているといっていいと思います。
ここも解説はもういらないですね( ◜ω◝ )。
〇この曲全体を通して
改めて振り返ると、この曲の本当のメッセージは
世界には愛しかない
=
いつだって自分を信じろ
だと思いませんか?( ・ω・)
確かにファンの方の風車の考察も一理あると思います。今後のグループの活動方針も表していると思います。
ですが、サイレントマジョリティーの次に発売されたシングルがこの曲なんです。なのでまだターゲット層を中高生にした、中高生向けのメッセージ性が強い楽曲だと考えていいと思います。
初シングルのサイレントマジョリティーがかなりロックな曲(というか欅坂は全体的にロック曲が多い)でかつメッセージが表面的に表れていたために、次にリリースされたこの楽曲は青春のキラキラした感じを全面に押し出してメッセージを裏に隠しているように感じます。
なので一瞬キラキラ青春系恋愛ソングと捉えられがちかもしれないですが、ちゃんと考察するとこのようなメッセージが隠れていたんですね。
〇最後に
いかがでしたか?
ここまで考察しておいてなのですが、あくまでも私個人のグダグダな考察ですので、一つの見方・解釈として捉えてくださると嬉しいです。もちろん異論は認めます。
今後もこのようにふと思いついたグダグダの考察を書いていきますので、楽しみにしてくださると幸いです。
ここまで読んでくださりありがとうございました(*´▽`人)