ゴールデンウィークがはじまり、
青空が広がった休日に散歩にでかけました。
近くに小さな飛行場があるのです。そこまでゆっくりと歩いていきました。
この飛行場は東京都の小さな島に向かう飛行機が離発着します。
ちょうど、小型の飛行機がエンジンをふかして離陸しようとしていました。
離陸の方向は、風の向きによって違います。
この日は南風。なので、飛行機は南の方向に向かって飛びたっていきました。
そう、風に向かって離陸するのです。
鳥たちも、向かい風を利用して飛んでいることがあります。
鳥が羽ばたかず、羽をひろげて、高度を高くあげることがあります。
こうすると視野が広がり、獲物を見つけやすくなるからでしょうか。
この時、鳥は「向かい風」を利用しています。
大きすぎる期待、たくさんの要求、数多いストレス・・・・
自分に向かってくる、こうした「向かい風」に、息がつまったり、うんざりしてしまうこともあります。
でも、この「向かい風」、うまく利用したら、
高く飛びたつためにも、広く視野を広げるためにも、役立つのかもしれません。
鳥たちが、羽ばたかないで、滑空飛行とか、ソアリングという飛行をするのを知っていますか。
無駄なエネルギーをつかわず、羽音をたてないことで、
自分を守り、自分が必要とするものを見出だすことを可能にする飛行だといわれています。
避けられない「向かい風」に、どうにも息苦しくなったら、ソアリングしてみませんか。
風から逃げ去るのではなく、風に身を任せてみるのです。
ソアリングとは、羽をひろげたまま、うごかさずにいることです。
風に身を任せて、力を抜いて、上空高いところから世界全体をみることができるのです。
散歩の途中、小さな飛行場を見渡せる小高い丘のベンチで、すこし休憩をしました。
小さな飛行機が何機か着陸してきました。
着陸も、進行方向からの「向かい風」を利用しています。
「向かい風」が空気抵抗となって止まりやすくなるんですね。
前進し続けるだけでなく、立ち止まることも、私たちには必要です。
「向かい風」を味方にしていきたいですね。
それにしても、鳥とちがって、
飛行機は離着陸、いずれもものすごく大きな音がともないます。
鳥のように、スムーズにはいかないものですね。
