彼女はとある会社の社長をしていたのだけど
突然、辞めると言い出し
その通りやめて一旦、故郷に帰った。
どうしているのかな・・・と思ってた。
社長というポジションでバリバリやってるように見えたのに
突然、引退したから私の仲間内でも
「どーしたんだー?」状態だったし。
そんな彼女が、私に会いたいと
言ってくれていると人づてに聞いて
彼女の社長時代にはそんなに話したことはなかったのだが
会おう会おう♪のノリで
東京に用事でくる彼女の予定と合わせて会うことにした。
約束のレストランに現れた彼女は
元々エネルギーいっぱいの人だったけど
その何倍もエネルギッシュなオーラに溢れていた。
「何してたの？」
「んーしばらくは、ほんと色々。
友達の店を手伝ってって言われて
売り子やったりね。笑」
「売り子？」
「そう。私ほら、声大きいからさ
すっごい重宝されて、めちゃシフトたくさん組まれてさー」
すげーな🤣・・・・と思った。
「でもその後
私が社長辞めたの聞きつけて
フラフラしてるなら手伝ってよ、って
いくつか新しいこと始まってるかな」
そういうことなんだろうな。
少なくとも片手を空けないと
新しいものは握れないのだ。
そうだ。
亡くなった親友M子もそういう考え方の持ち主で
私にもよく言っていた。
「お金とか、アクセサリーとか、服とかそういうものは
どんどん人にシェアして回すようにしてるよ。
そうしたら必ず、何か自分のところに戻ってくるから。
手放せば入ってくる。手放さなければ入ってこない。
そして最後、死ぬ時に持って行けるのはSOULだけ。」
かっこよかった。
そして彼女は実際にそうしていた。
すぐに「あげる」と言っていた。
私の周りには、不思議とこういう友人がいる。
とても軽やかで、しなやかだ。
おかげで「手放す」ことが
どういう結果をもたらすかを
間近でずっとみてきた。
物って、手に入れるときはすごく簡単ですよね
人間の握る力ってすごく強い。とホント思う。
ただ一度、握りしめると
その手を開くことはすごく難しい。
む〜すぅんでひーらーいぃ〜て♪
お金、地位、財産、権力、高価な物品
そういうものを一度手に入れると
自分から手を開いて、それを人に渡す、世間に返す
という行為を自分からすることがなかなかできないのが
人間あるある〜である。
ただ、何かそこに違和感を自分の本能が感じたら
それを手放さない限り、
両手が埋まった状態では新しいものはつかめません。
手放す勇気。
放す時の方が、めちゃくちゃパワーがいるけど
必ず何かが入ってくるから。
いつでも手放せる。
ほんのちょっとの勇気で開けばいい。
わかっちゃいるけど💦・・だよね
ほんのちょっとの勇気
持てるように一緒にがんばろー
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