目に入った。
私のインスタグラムの一番最初のフォロワーは
去年の夏に亡くなった、最愛の親友のM子だ。
「あなたのお料理、おいしそうだよ。
インスタとかやってみたら?」
「えーやったことないよ」
「そうなの?私が教えてあげましょう」
どうやって投稿するのか
キャプションはどう書くのか
ハッシュタグはどうやってくっつけるのか
ぜーんぶ
M子が教えてくれた。
M子は画家だったので
作品をインスタグラムにあげていて
彼女のフォロワーは海外の方がほとんどで
DMとかのやりとりも英語だった。。。。
アイコンもかっこよくて
それは彼女の遺影になった。
「かっちょいー😍」
「何言ってんの」
東横線の武蔵小杉駅近くのカフェで
夏の終わりの夕方に
アイスコーヒーを飲みながら教えてもらったんだ。
私の覚えが悪くてすったもんだしているうちに
冷房で体が冷えてきて、あったかいカフェオレを
おかわりにM子が買ってきてくれて
隣り合って座ってて
この写真の左隣にはM子が座ってて
楽しかった。
大人になると
(十分、大人も通り過ぎようとしている年ですけどね・・😅)
新しい友だちって
なかなかできなくないですか?
M子とは40代の時に会って
そこから10年も一緒にいられなかったけど
かなり濃い時間だった。
天国に行く彼女に渡した最後の手紙💛
その間、私は急性の心臓病で死にかけ
M子は癌になったこともあって
普通はしなくていいようなことも含めて
いろんな話をしたけれど
私たち2人は不思議と
昔話をしなかった。
(私の離婚にまつわる夜逃げ話と
彼女が恋人を置いてきたサウジアラビアからの夜逃げ話はしたけど)
あと他人の話をしなかった。
遠い未来の話もしなかった。
いつも "今、どう思っているのか"
そのことを話してた。
「どう感じた?」
「どう思ってる?」
この2つを、彼女は私に何度も聞いた。
おかげで私も、それまでの
頭でっかちに考えて身動き不能になりやすい状態から
感情にまかせて、流れにまかせる
ことが、少しずつ上手になった。
せっかく教えてもらったから
このことを、今度は私が他の人に伝えられたらいいなって思う。
もちろん、ただ感情丸出しだったらやばいけど
50代になったら十分な理性はあるでしょ、前提で
少し
頭ではなくて
自分が感じることを信じていいんじゃないですかね・・。
そんなことを考えてたら
インスタグラムがあんまり整理できなかった。😅
でもこれからも大事にしていくから
みなさんも、時々遊びにきてくれたら嬉しいです
ではでは
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