主治医の話を超ざっくりまとめると

 

 

私の記憶がない間、こういうことが行われていたらしい。

 

 

 

 

初日:救急搬送されてきた。

   救急車で運ばれている最中から痙攣と失神、

   心停止を繰り返していた。

 

  「最初は、まず心筋梗塞かと思ったんですよ。

   しかし冠動脈には詰まりは認められなかったんだよね。

   ちょっと、この段階では分からなかった。

   一時的にペースメーカー入れて

   カテーテル検査やって、この日は終了。」

 

 

翌日:EF(左室駆出率)という

   心臓の機能を評価する指標が20〜30%に落ちた。

 

   俗に言う、相当ヤバい状態。

   朝方、大動脈バルーンバンピング術というものを施した。

   それだけでは救命できないと判断し、

   その日中にECMO(人工心肺装置)を装着した。

 

 

 

 

  「次に疑うのは心筋炎で、この時、生検やったんだけど

 

 

  うまく結果が出なかったんだよね。

 

 

  たまにあるんですけど。

 

 

  で、翌日かな、2回目の心筋生検をやりました。」

 

 

 

生検・・・言葉は聞いたことあるぞ。

 

 

自分には無関係だと思ってた😅

 

 

 

 

 

「この間、ECMOで生かしてたわけだけど

 

 

 ECMOって治療するものじゃないんですよ。

 

 

 心臓の代わりをするものなので

 

 

 つけながら心臓が自然によくなってくるのを

 

 

 待つしかないわけ。

 

 

 もちろん、他にもいろんなことやるんだけどね。

 

 

 なんだけど、ECMOつけた後も

 

 

 EFが10%ぐらいに落ちたわけ。

 

 

 ここまで急激に悪くなる人って滅多にいない。」

 

 

 

 

この時点で  👉絶望・・・に近くなった。

 

 

 

 

「もう最後かもしれない」と

 

 

家族が救命センターの集中治療室に入ることを許可し

 

 

会わせることにした。

 

 

 

 

 

 

主治医の説明を聞きながら

 

 

はぁ〜・・・と、まるで自分に起きた実感が湧かなかった。

 

 

 

嘘言ってるはずはないので事実しかないのだろうが

 

 

とにかく自分は眠らされていたので

 

 

全く分かっていない。

 

 

 

 

 

 

 

続きは次回。