Part3からの続きです。
こんなに長くなると思わなかった[みんな:01]
これでラストです。


[みんな:02]ABCの学生について
学生結社なので、ノックがその合図として使われている。
階段のところのドアにいるマスターが見張り番。

田村「学生の設定ってあるんですか?映画では、アーミーオフィサーとアンジョルラス役の人達の中で、二人は幼馴染という設定がされていました。揺れる感情が表現されていましたよね。」

ハドリー・フレイザーのアーミーオフィサーに感動した人は多かったですよね。

原田「学生それぞれの役目や持ち場がある。マリウスは、学校を出ているので文字が書けて読める。」

原田「BLじゃないけど(笑)、マリウスとアンジョルラスには師弟関係以上の愛があります。」

原田「コンブフェールは頭がいい。
クールフェラックは血気盛ん。彼らとどちらともうまくやっていけるマリウス。グランテールとアンジョルラスは犬猿の仲に見えて愛がある。彼ら周りの存在が、アンジョルラスをリーダーにしているものだと自分は考えています。」

原田「民衆の歌でもわかるように、フイイは歌担当。これは役者がという意味ではなく、フイイのキャラクター設定上がそうなんです。Drink with meでも始めに歌い出すのがフイイ。学生達はこの歌をフイイが歌い出すと『きたきた!』と思っている。」


原田先生の興味深い話、もっともっと聞きたいのですが、この時点で1時間18分経過。

原田「では残り12分で2幕の話を。」

無理ですよね、これ(笑)

和音「主にバリケードですよねw」←強引にまとめた(笑)

原田「On my ownで涙し、みんな『私はエポニーヌなんじゃないかと』と勘違いをし…、」←確かにw

原田「韓国公演ではガブローシュの死は客席から見えない演出でした。このシーンも紆余曲折あって、バリケードが扉のようにパコっと開いてガブローシュの様子を見せるという案もありました。」

手動でバリケードを開くことになるので人も見えてしまうし、視点の問題もあり…とか色々あって不可になり、今の形になったそうです。

旧演出も大好きだけど、ガブローシュの声しか聞こえないからその勇姿が想像力でかきたてられる今の形も私は好きです。
最後に何とかバリケードを登り、もう一度姿が見えるようにしてくれたことも嬉しい。


さくさく進みます。
原田「ガブローシュも無事死にまして、Bring him home。」

今回BHHは、コルムさんと同じ原キーで歌っていますとのこと。

田村「レ・ミゼラブルの中で唯一相手を思いやって歌っている曲で、すごくいい曲です。」


[みんな:03]下水道シーンについて
このシーンは音楽に合わせるか、映像に合わせるか難しいシーンなんだとか。

バルジャン役者さんには映像は見えないので、その人のテクニックとタイミングが大事になってくる、と。

旧演出ではスポットライトをうまく利用していましたよね。


和音「そのシーンのあとジャベールに向かってバルジャンが歌う部分がありましたが、切りましたよね。なぜなくなったのか聞いたら、元々楽曲的にもうまくいかなかったから歌わなくなったって(笑)」


さくさく進みます。
原田「そして、引田天功のイリュージョンのような自殺がありまして…、」

田村「独白と自殺は、背景も似ているんですよね。」

確かに!独白の時、背景が段々渦を巻いてました。
メロディだけでなく、映像のリンクもしているんだなぁ!

ちなみにこのスクリーンですが、他の場面でも結構動いているそうで。

バリケードの雲、工場の煙、ジャベールの川、エピローグの船などなど、微妙に動いているので注目してみてくださいって言ってました。

原田「あ、でも恥ずかしいから3列目くらいからオペラグラスでのぞかないでくださいねw たまにわかるんですよ~。」ですって。


・暴動後命を取り留めたマリウスはコゼットの歌で我に返る。
・ファンテーヌがバルジャンの肩に手を置いたときに死ぬ。


時間がないのでさくさくーっと進み、エピローグへ。

田村「英語歌詞のエピローグでのバルジャンの歌には、これまで登場した歌のタイトルが集大成として入っている。」

少し単語が変えられているものもありますが、

・At the end of my days
・I dreamed a dream
・bring me home

が入っていますと説明がありました。

後で歌詞を確認してみたら、Look downという言葉も入っていることに気づきました。


以上で、講義は終了です。

そして講義の最後にピアノ伴奏で『民衆の歌』の披露がありました[みんな:04]

久々に歌いますと言って、原田さんがアンジョルラスのパートを!

教室がそれほど大きくはないのでマイクなしで語りかけるように「♪戦う者の 歌が聞こえるか」と始まった瞬間、感動です。

そしてコンブフェールとクールフェラックのパートを和音さんが。
音程が低いにも関わらず、すごくいい声でした。

3人で学生パートをコーラスした後、フイイパートを田村さんがソロで。

歌になった瞬間に、3人の表情がガラッと切り替わったのも凄かったです。


これにて全て終了。

原田さんが「お気をつけて~♪」としなやかに手を口に当てて出ていったのが、妙に女性的で面白かったです(笑)



以上で、レポート終了です。

何かたぶんもっといろいろ面白いことも話してくれていたと思うのですが、少しでも講義の模様が伝われば幸いです。



おわり。