こんにちは!

アラフィフ、ワーママのなおです。

障害を持つ6歳の男の子を育てています。

 

 

 

ブログを訪問してくださり、

ありがとうございますラブラブ

 

 

 

 

私は小田桐あさぎさんのオンラインサロン

入っています。



先日、サロン内で盛り上がったテーマについて

ブログにも投稿されていたので

その記事について考えたこと、感じたことを

書きたいと思います。



 

あさぎさんのブログ記事はこちら下矢印

起業したときに決意したこと

 

 

 

私はこれを読んで泣けてきました。

 

このところ、ずっとずっと

切に考えていることだったからです。

 


 

「女性も経済的に自立していないといけない」と

ずっと母親に言われて育ってきたので

私は、仕事を辞めて専業主婦になるという選択肢を

一度も考えたことがありません。

 


子どもが産まれても

その子どもに障害があることがわかっても

仕事を続けようという気持ちは変わりませんでした。

 


子どものことはとても可愛く、

確かに優先順位は変わりました。

 


出産前、特別子ども好きでなかった私が

こんなに変わるのかと自分でも驚いています。

 

 

じゃあ、今の仕事がものすごく好きで

やりがいを感じているのかと言えば、

そうでもありません。

 

 

それは経済的に自立していたいからです。

 

 

 

 

この経済的自立というのが

実は障害児の親にとって非常に重要なのだと

こちらの本を読んで知りました。

 

新版 障害者の経済学 中島 隆信著

 


著者、脳性麻痺のお子さんを持つ経済学者です。




本書の中に

「親の自立が子ども自立を助ける」

という項目があります。

 

 


そこに書かれていることを要約すると


 

障害児の家庭は離婚率が高く、

子どもは母親に引き取られることが多いが、

このとき母親が仕事を辞めていると

経済的に困窮する可能性が高い。

 

その結果、障害者本人の生活支援を目的とした

手当や年金などが同居する母親の生活を

支えるために使われているケースがある

 

子どもを抱え込みがちな親に対する

心理的ケアに加え

障害児が生まれたことがきっかけで

親が仕事を辞めなくてすむような

育児支援などの対策が必要である

 

 


 

私は育休中、時間がある分、

ショウの病気のことをずっと調べていたし

他の赤ちゃんと比べてしまうから

児童館や育児サークルのような集まりにも行かず

家に閉じこもっていました。




仕事復帰したことで自分の時間を持てたし、

ショウのことを思い詰めずにすみました。




仕事をしていなかったら

ずっとずっと子どものことを考えすぎて

精神的に壊れてしまったのではないかと

思います。

 


だから、たとえ夫婦間に問題がなく

離婚しなかったとしても

好きではない生活のための仕事であったとしても

辞めなくて本当によかったと思っています。

 

 


その一方で

通勤に往復2時間以上、フルタイムで働き、

息子と向き合う時間も余裕もなく

イライラして家族に八つ当たりで

疲れ切っている生活

 

このままでよいのだろうかと疑問を抱く毎日。

 

 


それでも保育園のうちは

預かってくれる時間が長いから

何とかやりくりできたし、

休みをとりやすい職場だったし、

働き続けられる環境に恵まれていたことは

本当に有難かったと思っています。

 

 

しかし、小学校に上がると、

いわゆる「小1の壁」が

さらに高くなって立ちはだかります。

 

 

障害児の場合、学校の送迎が必要となるなど

親の関わりが求められるケースが

健常児よりも多いです。

 

 

そのため、柔軟な働き方ができるような制度が

整っていない企業に勤めている場合、

退職を余儀なくされることもあるのです。

 

 


働く時間と場所が自由になるというのは

すべての働く母親にとって大事なことですが

親の関与がより多く求められる

障害児を育てる母親にこそ

本当に本当に必要だと思うのです。

 

 

その上で家族のためにも自分のためにも

貴重な時間をつかって働くのであれば

自分が情熱を注げることを仕事にして

経済的にも自由になりたい。

 

 

これぞまさに理想的な働き方。

 

 

本当は働きたいけれど、さまざまな制約があり

働くことを諦めている障害児のママたちだって

こんな働き方が可能になれば

道が開けるのではないか。

 

 

だけど、こんな夢のようなこと、実現できるのか…

 

 

気持ちがしぼみそうになっていたところに

あさぎさんの記事を読み

とても勇気をもらいました。

 

 

 

私も一緒に理想を実現していきたい。

 

 

そのためにどんなに小さなことでも

自分ができることから行動していこうと

思っています。