おはようございます。
久しぶりのブログです。
少し思うことがあって、あまり発信できずにいましたが、やはり知っていただきたいこともあり、不定期ではありますがブログを更新させていただきますね。
動物は若いうちは病気もせず、元気に過ごしている場合が多いと思います。
元気なうちは、年に数回ワクチンやフィラリアなどの予防をしていただくために動物病院に行けば良いので特に問題は起こらないように思います。
でも動物も、人間と同じように歳をとったら病気になりますし、若くても病気になることがあり、その際には病院に通う頻度が増えたり、費用がかかったり、元気な時とは異なり、動物のためにする必要があることが増えていきます。
病気になった時のことを想定して飼われている方が少ないので、いざ動物が病気になった時に、こんなはずじゃなかったと思われる方もおられるのではないでしょうか。
4−5ヶ月くらい前でしょうか。
娘さんを大学に入れるのにお金がかかって仕事を増やさないといけないので、犬を高齢のお母さんに預けてたら癌になってて、心臓の薬も飲ませててなかったというワンちゃんがいて、どうにかしてくれと言われましたが、心臓が悪くなりすぎていて手術ができず、自壊した腫瘍の処置ができないとのことでしたので、わんちゃんも気の毒でしたのでこちらからお声がけをして引き取りましたが、しばらくは何とか治療をしながら頑張っていましたが、つい先日亡くなりました。
最期はやっぱり飼い主さんと一緒が良かったんじゃないかな?とも思うし、うちの病院のスタッフにも慣れてきていたからこれで良かったのかな?とも思うし、複雑な気持ちでした。
こんなことをブログに書くと、じゃあうちでも飼えなくなった動物がいるから引き取ってくれと言われるかもしれませんが、当院は保護施設ではないのと、本来動物は飼い始めたら最後まで責任を持って飼っていただきたいと思いますので、どうぞご容赦ください。
これはほんの一例ですが、飼育できないまでいかないにしても、色々な方がいて、なかなか治療が難しいなと思うことが増えたように思います。
できる限りは全ての方にご協力したいし、できる限り動物に何かしてあげたいという方針で精一杯やっておりましたが、
やはり飼い主さんにも多少はご協力をお願いしたいです。
一生懸命治療に通われている飼い主さんや動物さんが、ご理解のない方や自分中心の方のために待ち時間が増えてしまったり、スタッフに大声を出して傷つけたりする方もいるし、動物のことを考えると首を縦にふれないこともありますが、理解を得ようと意にそぐわない事を言うと怒ってしまう方もいて、何かが違うのではないか?と少し考えるようになりました。
多忙でなかなか時間の取れない方や、このご時世でなかなか金銭的にも厳しい方が多くなるなか、動物のために何ができるのか?を模索しながら、知っていただきたい事はきちんとお話しさせていただくという形で、全ての方に満足はいかなくとも、やれるだけのことはやっていきたいと思います。
できるだけ、病院は休まないようにと思ってましたが、勤務医の千葉先生が頑張ってくれてますので、今年から学会などの情報のインプットをしていこうと思い度々院長不在の時間などもございますが、これも長期的には動物さんの役に立つ事だと思いますので何卒ご協力よろしくお願い致します。
うまく伝わると良いのですが。。。あまり文章も上手じゃなくてごめんなさいね。
獣医としての新しい知見や、古今東西よもやま話など、また少しずつアップしていきたいと思います。
写真は、最近、院内で心臓の超音波検査の勉強会などをしておりますが、その時のオトちゃんです。
アンニュイな表情ですね。オトちゃんは親バカですが本当にお利口さんなので輸血の時とかもとても協力的です。
<勝手にイーグルス通信>
しばらくぶりですが、イーグルス苦戦しながらも何とか頑張ってますね。
マー君がいなくて落ち込んでいましたが、きっとどこかで登板してくれると信じてますよ。
若武者が奮闘しておりますが、こんな時こそベテランも必要だと思います。
後半戦が楽しみですね。私はなかなか火曜日の試合がなくてアレでしたが、次は6日の火曜日に行く予定です。
熱中症に注意してみんなで応援しましょうね。