毎日 Instagram で きもの文様 発信中の 大分 きもの 千文家 & 息子大好き 「けいすけ」こと山下啓介です。

初めましての方、「けいすけ」はこんな人です。
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けいすけの自己紹介
自己紹介文 2020年版



きもの文様を毎日発信し出しての気づき。
模様...文様、紋様を含めた総称
文様...人工的に作られた模様
紋様...平面上に自然に出来た模様



きものの文様は、日本の伝統的な衣装である「着物」に使用されるデザインや模様のことを指します。これらの文様は、長い歴史を持ち、日本の美意識や文化、歴史的な出来事などに深く根ざしています。

文様の歴史は古く、最も古い時代に遡ることができます。縄文時代や弥生時代には、土器や織物の模様に幾何学的なデザインが見られました。その後、奈良時代や平安時代には、中国からの文化の影響を受けながら、動植物や風景をモチーフにした文様が発展しました。

江戸時代に入ると、庶民の間でも着物が普及し、様々な文様が生まれました。特に、江戸時代中期から後期にかけては、浮世絵や歌舞伎の舞台美術から影響を受けた華やかで大胆な文様が人気となりました。また、各地の地域によって独自の文様や染め技法が発展し、地域ごとの個性豊かな着物文化が根付きました。

明治時代以降は、西洋の文化やファッションの影響を受けながらも、伝統的な文様が継承されてきました。現代では、伝統的な文様に加えて、現代アートやポップカルチャーからのインスピレーションを取り入れたモダンな文様も見られます。

毎日、文様解説をしていると、 「文様」には、祈りの風景が在ることに気付きます。





例えば、雲は実りと豊穣を表し、その地を豊かにします。水は変化や浄化を表し、その場の空気を浄め、





龍や亀、鳳凰などは、霊験あらたかなお守りとして守護的な意味があります。



桜(さくら)は、神さまの名前であり、「サ」とは、山の神さまのこと、「クラ」は鎮座するということです。春になると、山からサの神さまが降りてきて、さくらの木に宿り、花を咲かす。それによって、人々は、今年も神さまが山から降りてきてくださったということで、五穀豊穣の願いを奉げた…

意味や物語が宿っているのが文様なのかなぁ…っと。



この本に出逢って、もの凄く共感しました。
文様の章より、抜粋↓↓↓
着物は招福の柄で満ちている。

見えざる災禍を避けるため、あるいは幸運を引き寄せるため、文字のなかった時代から、人はその肉体を魔除けや招福のチャームで飾った。 

特に効力が期待されたのが、宝石や貴金属の類だ。 水晶や翡翠は万能の魔除けであると同時に呪具であり、金銀も加工してお守りとなった。往時は貴重だった硝子も水晶と同じく珍重され、トンボ玉もまた呪能あるア イテムとして用いられた。 

特定の素材や形に呪力を見出して用いる行為は、旧石器時代まで遡るとされ、古代文明の栄えた場所では漏れなく石や貴金属のチャームが発掘されている。日本も同じく、縄文時代の遺跡からはネックレス、イヤリング、ブレスレットなどが出てきている。

今見ても美しいこれらの品は、多分、誕生した瞬間から、装身具としてももてはやされたに違いない。

時代が下るに従って、ネックレスも指輪もすべて、呪具としての意味よりも、石の稀少性やデザインが優先されるようになっていく。そして宝飾品が発達した国の衣装 は、無地に傾いてパターンに凝ったり、ジュエリーを強調するために露出が多くなった。

飛鳥時代まで、アクセサリーは確かに日本人の身を飾っていた。
にもかかわらず、それ以降、江戸時代が終わるまで、我々はほとんどの衣服に宝飾品を用いなかった。皆無ではないが、それを主としたファッションが定着しなかった のだ。

魔物から身を守る必要を感じなかったのか。

いや。日本人は着物そのものをお守りとして身に纏うことを選んだのだ。
(着物憑き 加門七海 文様より)
そうだよなぁ〜って。

また、もう1つ古来日本人が大切にしてきたことが「言葉の持つ力」。



フクロウが「不苦労」だから縁起がいいなど…
言葉の持つ力、「言霊」を信じていたからこそ、受け入れられてきたのかなぁ〜っと。

ぜひ、そんなことも踏まえて、ご自身の【縁着物】を装って、楽しんで頂けたら嬉しいです😌

ではでは、本日も最後まで読んで頂きありがとうございます🙇

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