安倍批判を行う人達の中にも「評価できるのは靖国参拝だけで~」「靖国参拝はいいけどそれに騙されてはいけない」というように、靖国参拝をある程度評価する文字が躍っていました。
それに対し、私は最初から安部の靖国参拝を否定していました。
それでは、安倍の靖国参拝によって何がもたらされたのか考えて見ましょう。
①世界中からの批判の声(アメリカ、中国、韓国、ロシア、EU、国連、オーストラリアなど)
②「不戦の誓い」の発信
③現政権が村山河野談話を踏襲していることを中韓に説明
④自虐史観の確立
今のところこんな感じです。
さらに今後は、慰安婦問題、TPP、道州制などにも大きな影響を与えていくでしょう。
つまり、安倍が靖国参拝することによって、日本は悪影響ばかり受けています。
私が、安倍信者であった頃は、もちろん安倍の靖国参拝を期待していました。
しかし、それは安倍の思想信条を知らなかったからです。
私にとって、靖国参拝は期待する政策の一つであると同時に、大きな目標のための手段の一つでした。
つまり、日本人が英霊に感謝をすることによって、「国家を防衛、維持する覚悟を持つこと」「アメリカから自立し普通の国になること」「国民や国家主権を外国から脅かされたときは毅然と対応すること」が大きな目標でした。
しかし、安倍が靖国に参拝することで全く逆の結果が出たわけです。
そもそもの安倍の思想信条を簡単に説明しましょう。
まず第一には日米同盟至上主義、アメリカ追従主義です。
私が勝手に予想すれば、安倍がこれほどまでにアメリカに傾倒するようになったのは、「成功体験」にあると思います。
成功体験とは「高度経済成長」と「拉致被害者一部奪還」です。
安倍は、「高度経済成長」のきっかけとなった安保改定を行った祖父岸信介を敬愛しています。
その岸信介は、反共産主義つまり中国ロシアに対抗するためにアメリカに取り入った外交を行ってきました。
その恩恵として高度経済成長という甘い汁が吸えたわけです。
また、小泉政権下で行われた「拉致被害者奪還」も日米同盟を突きつけることで成し遂げられたものでした。
これは安倍の著書である「美しい国へ」に書かれていますので、是非ご確認ください。
第二は新自由主義である、ということです。
この原因はよくわかりませんが、ロンドン講演などでの発言から根っからの新自由主義者であることはもはや疑う余地はありません。
第三は、外交においては、「大アジア主義」です。
大アジア主義とは、欧米の侵略に対抗するためアジア各国は団結しなければいけないという古臭い主張です。
これは、明治維新の頃には有効であったかもしれません。しかし、これを経済でやろうというのですから本当に話になりません。
安倍信者は「中国韓国排除外交」などといっていますが、実際は全く排除はしていないのは、この大アジア主義があるからです。
と、簡単に言えば、これらが安倍の思想信条であり主義主張です。
これを踏まえれば、安倍の靖国参拝が引き起こすものが肌で感じられるようになると思います。
私が、安倍が靖国参拝した後の今後を考えたときに鳥肌が立つようなおぞましく恐ろしい気持ちになったのも、安倍自身の人間性を心底軽蔑し、その思想信条を完全に否定しているからです。
実は去年のニュースで今回と同様におぞましく恐ろしい思いになったニュースがあります。
それが2020年オリンピック開催です。
安倍の思想信条を踏まえ、オリンピックに向けた政策を思い浮かべてください。
本当に恐ろしくなると思います。