紫陽花の葉っぱが、モサモサしてしまって、道路の方にもはみ出し始めた。これは、そろそろ切りましょうか、と、バサリバサリ!
迷いながらも、ひと枝はさみを入れると、バランス的に、ここもね、と、けっこうバサリバサリと切っていく。
これだけ切っても紫陽花は、すぐに伸びるからねーっておもいながら。
切った葉っぱは、かなりの量なので、とりあえず、ゴミ袋に入れて、おいておく。
そして、3日ほどたって。
新美南吉の、童話集を読み直していて、「でんでんむしのかなしみ」
の題名を見て・・
大変なことに気づいた!!!
小さなカタツムリ、どうしたっけ?!!!!!(>人<;)
1週間前、あいこのお散歩中、ふと、空き地の草の中に、カタツムリがいたのだ。
なんでこんな平地に?
いやいや、見つけた私もすごいじゃん!
小指の爪ほどのカタツムリ。
なんだかとても嬉しくて、
自宅にもちかえり、アジサイの葉っぱにのせてあげたのだった。
で、私はそんなこと、すっかり忘れて、というか、このモサモサ葉っぱを、なんとかしなくちゃということに気を取られ、そこにいたかもしれないカタツムリのことを考えもせず、葉っぱを枝ごと切っていたのだ。
うわ〜〜!!!
私はなんてことをしたんだろう!
助けてあげるつもりで、ベストな場所にって、連れて来たのに、そのベストな場所を、バサバサと、切り取っていたなんて・・・・
まさか、まさか、ゴミに出してなかったよね・・
次の収集日でもいいやって、そのまま放置しておいてよかった〜
そのバサリとやったアジサイは、ゴミ袋に入ったまま、裏口近くに置いたままだった。
私は、それを全て出し、アジサイの根元に、放り込んだ。ほんとに、なんてことを・・と反省しながら。
どうか、あのカタツムリさんが、無事でありますように・・・・
たとえ葉っぱがモサモサだろうと、見た目なんて、気にしないで、もっと大事なこと思い出すべきだった・・・
全てのことにおいて、今回の失敗を、これからの生活に取り込みます。そうすれば、失敗ではなくなるものね。
カタツムリさん、どうか、元気にいてくださいね。