クリスマス、明日がリボンのお葬式という前日。
(すでにお別れセレモニーは済んでいるのだけれど、たまたまお坊様がいない日だったので、お葬式だけ別の日にしてくださることになりました)
命のボランティアさん
の譲渡会があるとのことで、シートを寄付に行きました。そして、ついでというか、本当の思いというか、里親募集のこたちをみせていただくことに。
たくさんの子犬たち。
「今日はどんな思いでこちらへ?」と、優しく尋ねられて、リボンのことを伝える。
3箇所に分かれているので、各ブースに行くたびに、リボンの話を聞いてもらって、目の前には、小さなたくさんの命があって、他にも、見学に来ているたくさんの人たちの様子もみて、私は、素直に、自分の気持ちと向き合えた気がする。
気になる子が、2匹ほどあって、でも、すぐ決めるのもな、ご縁もあるしな、こんなにたくさんの見学の方いるし、もう決まった子もいるかもしれないし・・と、とりあえず来年の譲渡会にまたきますと伝えた。
でも、でもな。
その小さな命守りたいボランティアさんの代表佐野友美さんの言葉が、昨日は心に響いた。
「ちよさん!しあわせ逃げないうちにね!って。」
うん。そうね。ご縁って、自分で繋げるものかもね。と思う。
家に戻り、しばらくして、お礼のメールと共に、どの子にしたら良いのか迷う、アドバイスはありますかと求めてみた。
特に、私は最愛のリボンを無くしたばかりで、尋常ではないかもしれないから。
すると、友美さんからは
「この子と暮らしたい、に尽きるんじゃないかな?この子がいい!っていうか気持ちが大事なんじゃないかな」って。
同じようなアドバイスを、母の転院で悩んだ時も、ある方からいただいた。
「ピンと来たところが、その人にぴったりのところなのよ」って。
この選択を間違えたくない、そんな人生の一大事に関わる選択こそ、自分の感覚、心に、すがるしかないのだ。
おー、おー!わかるけど、これが難しい。
科学的なことも、情報量も、心には叶わないということか。
それをスピリチュアルというのなら、それで良い。
少なくとも、セラピストという名を語る私。だからこそ、悩むのは必要かもしれないし、この経験と、他の方のアドバイスが、今後の私の糧となる。
これこそ、リボンからのクリスマスの贈り物。
リボンちゃん。
私はリボンといっしょで、確かにしあわせだったのだ。
そして、これからも、千の風となったリボンと、新しい出会いと、きっとしあわせは続くよね。
心がそれを求めるのなら。きっと。