友人の,愛犬の訃報が届いた。


「もう,そろそろかもしれない・・」

と、友人ご家族も,受け止めていたことだけど、

16年と半年あまり、いっしょに過ごしてきた子が,いなくなるというのは,どれほどの悲しみであろうか。


私も三年前、先代の愛犬を亡くした。その時のことを思い起こしてみる。


毎日泣いていた。何を見ても悲しくて、あたたかな言葉をかけられればかけられるほど,後悔と悲しみが溢れた。


保護犬のあいこを家族に迎え入れ、悲しみから感謝,喜びに,感情が変わっていく中でも,しばらくの間,亡くなった子への涙は止まらなかった。


そして,今現在。

亡くなったワンコに、泣いてはいない。

決して,忘れたわけじゃない。

今の子だけが可愛いから・・じゃない。


時がたって、その心の傷が,治りかけてきたからだと思うのだ。

膝小僧のかさぶたの跡が,残ってはいても,痛みは薄れるように。


母を亡くした心の痛みは、続いているけれど、まだ、その傷を癒すには、時が満ちていないのだと思う。


前にも,時が経つことについて,書いた記事が出てきて、自分で読み返しながら、うんうん,そうだったよね,と,うなづいてしまった。


悲しみの中にいる誰かに,届いたらいいなと思う。