万葉集とSNSの共通点
わかりますか
万葉集の特徴は作者が
皇族から庶民まで幅広く
優れた歌であれば
身分などを問わず
収録されていました
庶民でも
”柿本人麻呂”のような
超有名人と歌集の中で
並ぶことができたのです
当時は名前をもっていない人が
たくさんいました
私の好きな万葉の詩も
名もなき女性によって
歌われたものです
「世界一楽しい!
万葉集キャラ図鑑」 の著者
岡本梨奈さんによると
”万葉集は
時代をこえたSNS!”
この言葉に
とても共感しました
高く評価された歌は
著名人だろうが
一般人だろうが
「万葉集」という
同じ書の中で掲載され
バズっているところが
SNSとの共通点では
ないでしょうか
音読するとなんだか高尚で
難しそうな歌が
実は誰もが経験するような
ごく普通の日常が
描かれているものもあり
驚きました
恋の歌では昔も今も
考えることは同じなのだなと
親近感をもち他の歌も
読んで見たくなりました
著書は新星出版社様より頂戴し
タイトル通り
”世界一楽しく” 万葉集を
読ませていただきました
ありがとうございました
お膳は山口県の高級料亭
”菜香亭” で
実際に使われていた和食器
「万葉集」の編纂に携わり
万葉歌人として
最多の歌を残した
”大伴家持”(おおとものやかもち)
あたりが食していたと思われる
料理を山口県産で
再現してみました