推定タイム (芝)3,930m 【良】4.31.0 馬券勝負ランク5段階中 2⃣
◎ ④トライフォーリアル
昨秋はリズムを崩してしまったが、立て直した前走は強力なメンバーの中で掲示板を確保出来た。京都の大障害コースは経験済みでバンケットの降りもバランスは崩していたが、躊躇することなく跳べており、前走で距離の経験が出来たのも大きい。
△ ⑥サンデイビス
前走は外斜飛するロスが何か所かあって、3~4角は外から捲られて下がってしまった。直線でもう一度脚を使えた様にスタミナ豊富でバテない強みはあるが、もう一段階レベルアップするには瞬発力や飛越力の向上が必要。典型的な叩き良化型の傾向があって、今回の中7週以上の間隔が空くと(0,0,0,5)と結果を残せていない。障害戦となると適鞍も少なくなるだけに、そこに固執し過ぎるのは良くは無いが、頭の片隅には入れておく必要が有りそう。
△ ⑦スワヤンブナート
前走は速い流れの中で3~4角は少し置かれてしまったが、襷で脚をぶつけてしまったのが原因かも知れない。トビが大きくて瞬発力より持久力に長けた感じもあって、バテずにジリジリ伸びてくるタイプ。バテない心臓の強さは長所で距離延長はプラスと考えるが、キャリア不足で飛越も何処かでミスをする所が残っているだけに、バンケットが最大のポイントになりそう。
× ②アサクサゲンキ
前走は好位の内でロスなく落ち着いて競馬が出来ていた。切れるタイプでは無く、一瞬に交わされてしまうと脆い所はあるが、競り合いには強い所がある。条件的には中山GJよりもこちらの方が条件的には向いており、距離に関しても大障害の経験があるだけにマイナスにはならないが、馬体重は現状維持以上が条件。
× ③ヴァリアメンテ
前走も前半ゆったり行かせて襷を過ぎた所から押し上げて行けたが、今回は順周りで押し上げられるかがポイント。飛越や体力面に関しては心配していないが、淀みのない展開になった時の対応に不安を残す。
無 ①ザメイダン
前走は2番手から力んだ感じで自分の形で走れなかったが、鞍上曰く先手は主張していたらしく、あの形で後半止まるのは今まで散々見て来ただけに、結果的に中途半端な形で脆い面が出てしまった。前脚をしっかり上げるフォームは現役でもトップクラスの飛越力と評価していて、京都の大障害コースを経験しているのは強みになるが、4,000m弱の距離に関してはプラスには働かないと判断する。
無 ⑤ラジェドール
近走はスタートから仕掛けてポジションを積極的に獲りに行っているが、3戦連続して5着を確保している様に健闘している。前走は飛越で躓いて鐙が外れるアクシデントがあって、掛け直すまでに時間を要してしまったことを考慮すれば上々の内容だった。襷コース中心に福島とは特に相性が良く、ここで無理して使う必要はないと思うが、頭数も落ち着いているだけに、一般戦で稼げるだけに賞金は持って帰れるかも知れない。
無 ⑧サクセッション
前走は生垣初挑戦も後躯に重心が掛けられるフォームで問題はないと判断していたが、未知な部分だった小回りにも対応してくれた。懸念材料は前進気勢が強過ぎる所があって、折り合い面に不安を残しているだけに、鞍上替わりと距離延長はマイナス材料と考える。
無 ⑨メイショウハチク
障害馬としてのキャリアも長く、大障害も経験しているが実績面では見劣る。ひと叩きされて上積みは期待ですが、さすがに未勝利勝ちから3年以上勝ち鞍が無いのは格が落ちる。
無 ⑩メイショウアツイタ
長期休養明けとなるが、スタミナ面に関しては問題ないタイプ。昨年の4着馬でコース実績はあるが、JGⅡとしては物足りないメンバーだったことは認めざるを得ない。主戦だった難波騎手が休業中で初めて違う鞍上を迎えることになったが、絶好調の森一馬騎手でも結果を求めるのは厳しいと言わざるを得ない。
【上位拮抗】[Mペース] 逃げ①、好位⑤、中団②④⑦⑧⑨、中団後方⑥⑩、後方③
明確な逃げ馬不在も先行力があるタイプも複数頭いて、最内枠を引いた①がハナと予想はするが、ゲート次第で読み切れない所はある。
【ポイント】
各馬一長一短があって、飛越面や距離など不安材料があって信頼性に欠ける。その中でも一番弱点が少ないのが④。大障害コースや距離など昨年経験済みで馬券軸に推奨する。
【注目馬】 ⑥サンデイビス
【危険な人気馬】 ⑧サクセッション
3連複フォーメーション ④-④⑥⑦-④⑥⑦②③ 計5点
馬連 ④-⑥⑦②③ 計4点
ワイド ⑥-④⑦②③ 計4点